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2018年9月12日 (水)

栄養教室「高血圧の食事」

本日は高血圧の食事のお話しをさせて頂きました。

高血圧に食塩過剰摂取が関係しているのはご存じかとおもいますが、それ以外にも気を付けるとよいことがあります。

まずは、高血圧には大きく分けて2タイプあるのをご存じでしょうか。①本態性高血圧②二次性高血圧です。ほとんどの方が①の本体性高血圧であります。二次性高血圧とは、ホルモンの異常分泌、腎臓疾患、薬剤の副作用などで起こるものを言います。

本態性高血圧の原因は、「はっきりしない」というふうにいわれますが、様々な原因、例えば食塩、アルコール、喫煙、肥満、ストレス等々が複合的に関係しているということなのです。

では、減塩だけじゃない高血圧予防のポイントとはなんでしょうか。図4-1を見てください

これは高血圧のガイドラインから抜粋したものです。減塩のほかにもDASH食、減量、運動、節酒による降圧効果の程度が示されています。

減塩と同じくらいの効果があるのが減量です。肥満のあるかたはBMI<25を目指すとよいでしょう。肥満の方は摂取エネルギーの方が消費するエネルギーより多い状態なのです。

おなかは空いてないけどついおやつを食べてしまう、朝食は菓子パンである、ジュースや甘い砂糖入りコーヒーをよく飲む…といった習慣はないでしょうか?これらはエネルギー過剰につながりやすいので注意が必要です。

また、減塩よりも効果があるとされているのがDASH食です。これは米国において野菜,果物,低脂肪乳製品が豊富な食事パターン(飽和脂肪酸とコレステロールが少なく,Ca,K,Mg,食物繊維が多い)=DASH食の介入試験が行われ、降圧効果があったとされました。また、DASH食はNa利尿作用を有して、メタボリックリスクの軽減作用がある可能性が指摘されています。また、野菜や果物に含まれるカリウムという成分が食塩摂取過剰の血圧上昇作用にたいして拮抗作用があるといわれており、積極的な摂取を促す要因の一つとなっています。ただし、カリウムは腎機能低下のかた、透析患者さんには大変有害な栄養素です。そういった方にはこの食事療法は当てはまりませんので注意が必要です。

そのほかにも、1日30~60分の有酸素運動や、アルコールを減らすことが血圧を下げるのに有効であるとされています。アルコールは単回の摂取であれば血圧は下がりますが、長期に飲み続けると血圧は上昇に転じるとされています。飲酒量を80%ほど減ずると1-2週間のうちに血圧が下がったということも認められています。

このように、高血圧予防のためには減塩はもちろん、それ以外にもできることがたくさんあります。これらを組み合わせることでさらなる効果も期待できます。できそうなことから始められてはいかがでしょうか。

本日の試食は青梗菜ののりごま和え、鮭缶を使ったドライカレーです。

青梗菜はカリウムやカルシウムも豊富な食材です。醤油は少量だけにして、のりとごまで和えて風味よく仕上がります。

ドライカレーには、鮭缶を利用しました。最近は魚の水煮缶がよく売れているようですが、よく知られているさば水煮缶以外に、鮭水煮缶というものがあります。臭みが少なく、汁にうまみがあって利用しやすい缶詰です。塩分0であるカレー粉を利用して味付けをしました。このドライカレーはフィリングとして、餃子や春巻きに使ったり、ピザやパンに挟んで食べたりすることもできます。ぜひ試してみてください。

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栄養教室の様子

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♡本日の試食

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2018年7月13日 (金)

栄養教室 「脱!メタボ」

今回の栄養教室は、「脱!メタボ」についてお話しました。まず身長と体重からBMIを算出して頂きました。BMIは肥満や痩せを知る国際的な指標です。18.5~25未満は標準。25以上は肥満と判定されます。みなさんはどうですか?肥満の医学雑誌に、BMI30以上の人では、死亡率のリスクが増えるデータも出でいますので、太り過ぎには注意して下さい。

 食事で大切なポイントは、お菓子やアルコールなどはほどほどに控える、揚げ物や脂の多い肉は控える、ご飯やもちなど糖質の多い食品は摂り過ぎない、早食い、夜遅い食事に気を付けるなどが挙げられます。食事だけでなく、運動も取り入れて頂くと、基礎代謝量が増え、痩せやすく、リバウンドしにくい体を作ってくれるますので、体を動かす習慣を付けましょう。

 ダイエットは、食事制限を行うので長続きせず、リバウンドを繰り返す人がたくさんみえます。一大決心をしてダイエットを取り組んでいる人は、「甘い物は絶対に食べない」などという目標をたてますが、このような無理な目標は、失敗する可能性が高くなります。完璧主義の発想はやめ、できる範囲での目標をたて、継続的に行えるダイエットを行っていきましょう。

♡栄養教室の様子

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♡本日の試食です♪

1品目は「豚肉のしそ味噌炒め」です。豚肉は太りやすい食材と思われる方も多くみえると思いますが、エネルギー代謝を促すビタミンB1が多く含まれているため、部位(脂身の少ない位を選ぶ)や量を考えて食べて頂ければ、ダイエットの強い味方です。

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 2品目は「たこのマリネ」です。たこは低カロリーで蛋白質が豊富に含まれています。また肝臓や目の健康維持に必要なタウリンや抗酸化作用が強いビタミンEが多く含まれています。是非作ってみて下さい。

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2018年6月11日 (月)

栄養教室 「痛風・高尿酸血症の食事」

今回の栄養教室は「痛風・高尿酸血症の食事」というテーマでお話しさせていただきました。

痛風を引き起こす尿酸の正体は「プリン体」と言われるものです。人体を構成する「細胞」は常に破壊、再生を繰り返しています。プリン体は破壊された細胞の老廃物です。ゆえに尿酸の80%は細胞の老廃物であるプリン体となっており、食事によるプリン体は20%とされています。

女性ホルモンには腎臓から尿酸の排泄を促す働きがあるので、痛風は圧倒的に男性に多い病気とされています。そこで少しでも痛風の原因とされるプリン体を含む食品の摂取を減らすことが、発症を防ぐポイントとなります。

プリン体を含む食材は、旨み(=細胞)がギュッと詰まっている食べ物です。代表的な食材は、いわし・カツオ・魚の干物・大正エビ・牡蠣等の魚介類。お肉類では鶏レバー等の内臓系になります。これらの食材は旨み(=細胞)がギュッと詰まっているのでどうしても美味しい食材です。ご飯のお供にぴったりなのでついつい箸が進みますが、食べ過ぎに注意し暴飲暴食は避けましょう。

血中尿酸値の基準値は7.0mg/dl以下です。また、最近の研究では女性は男性より低い血中尿酸値で体に悪影響が出ることがわかってきました。女性は血中尿酸値が6.0mg/dl台になった時点で、一度専門医を受診することをお勧めします。

尿酸値を下げるコツは・・・

  1. アルコール自体が尿酸を生産するので飲酒量に注意しましょう。
  2. 野菜は尿酸を排泄しやすくしてくれるので積極的に食べましょう。
  3. 甘いスイーツも尿酸を生産するので食べ過ぎに注意しましょう。
  4. 水を多飲することは尿酸値を下げるわけではないですが、上昇を抑えることができ、結石の予防になります。

痛風は食事による影響が20%と割合としては低いですが、日頃からの食生活は痛風以外の疾患予防につながります。食べてはいけない食品はありません。食べる「量」と「質」が大切です。バランスの良い食事、腹八分目を心がけ、健康に留意して頂ければ幸いです。

 今回の試食、和え物は酢味噌でさっぱりと、炒め物はボリュームがあるのにカロリー控えめに仕上げてみました。今回のテーマは「お酒は控えめに、お供にはお野菜を・・・」です。ぜひ一度お試しください。

栄養教室の様子

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試食

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2018年5月11日 (金)

栄養教室「糖尿病の食事療法~ゆるやかな糖質制限食~」

栄養教室の様子

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今回の栄養教室は「糖尿病の食事療法~ゆるやかな糖質制限食~」についてお話させて頂きました。

 現在、世界の糖尿病患者数は2億3000万人以上と言われています。これは成人全人口の6%です。今後20年間に3億5000万人に増えると予測されており、糖尿病の増加を食い止めるためにも日々の食事や運動療法が大切となります。

 当院では、数年前から糖尿病患者さんに対して糖質制限食という食事療法を導入しています。
糖質制限食とは、ご飯やパン、麺などの糖質の多い食品を控え、食後の血糖上昇を防ぐ食事療法のことで、肥満、中性脂肪の高い患者さんにもおすすめしています。重症度に合わせて、糖質が多い食品の控える量を調整していますので、カロリーコントロール食より取り組みやすいという意見が聞かれます。糖質の多い食品は、菓子類やジュース類、ご飯や麺類などの主食、芋類や果物、とうもろこしや砂糖などがあります。菓子類やジュース類は血糖値以外にも、中性脂肪やコレステロールが上がりやすいので、特に控えてほしい食品となります。
ご飯やパン、麺類などの主食はほぼ毎食食べるので、現在より量を減らすことで血糖コントロールが良くなります。主食を減らしているのに血糖値が下がらない人は、芋類や小豆、アルコール、菓子類、果物などが摂り過ぎていないか確認する必要があります。外食時には、味噌煮込みうどんやカレーライスや丼物、お寿司などは糖質がたくさん入っていますので、注意して下さい。
 糖質制限食は、腎臓が悪い方や肝硬変の方は蛋白質制限が必要となり、膵炎の方は脂質制限が必要となるので、蛋白質や脂質を多く摂ることになる糖質制限には注意が必要です。また経口血糖降下剤を内服されている方やインスリン注射を打っている方も低血糖を起こす可能性がありますので、糖質制限食を行う際は、担当医師や当院の栄養士に相談して下さい。現在の食生活からご飯やパンなしで長期に食事療法を続けることは難しいと思います。全く糖質をなくすのではなく、糖質の多い食品を少し減らし、その分植物性脂質や鶏肉、魚などの動物性脂質をバランスよく摂って頂き、無理なく食事療法を続けていくことをおすすめします。
 
本日の試食2品紹介します♪
一品目は、鶏肉のカレー粉焼きです。味付けは鶏肉にカレー粉と塩を振ったシンプルな料理ですが、糖質は0.1gと少なくなっています。
二品目は、アスパラサラダです。サラダにはドレッシングをかけて食べますね。ドレッシングは意外に糖質が多く入っている商品があります。今回は醤油や酢、オリーブオイルなどを使用したドレッシングを作り、糖質量を控えました。サラダにはしめじが入っています。食物繊維が多いほど血糖値は上がりにくいと言われていますので、サラダにきのこ類を入れて頂くことも良いですよ♪
 
本日の試食

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2018年4月17日 (火)

栄養教室「腎臓病の食事」

本日は腎臓病の食事と題して説明させていただきました。

腎臓病といっても様々ありますが最近増えているのは、糖尿病や高血圧といった生活習慣病から起こる慢性腎不全(CKD)です。 

糖尿病を原因とする「糖尿病性腎症」が急増しており、透析導入となる原疾患で最も多くなっています。慢性腎不全は心血管系疾患のリスクにもなるため注意が必要です。

慢性腎不全(CKD)の診断基準はもともとの疾患を問わず、次の2つの所見のうちの

いずれか、または両方が3カ月以上続いた場合とされています。

1、尿検査、血液検査、画像診断などで腎障害が明らか

2、糸球体ろ過量(GFR)が60mL/分/1.73m2未満 

慢性腎不全に食事療法が必要な理由は何でしょうか。

腎臓は血液をろ過して老廃物を尿として体の外に排出します。弱った腎臓を保護するためには過剰な負担をかけないことが必要です。そのため腎臓の能力に見合った食事をする必要があります。 

腎臓病の食事療法の3本柱は…

  1. 減塩
  2. たんぱく質の摂りすぎを防ぐ
  3. エネルギーを十分にとる

<減塩する理由>

摂りすぎた塩分は、むくみや高血圧の原因となりさらに腎機能の低下を起こしたり、心不全を起こす原因になったりもします腎臓の機能が正常であれば、余分な塩分は腎臓から排泄されます。しかし腎臓病では、この機能が低下してしまうため、体に塩分がたまり、高血圧の原因の一つとなります。高血圧が続くと、腎臓の血管が障害され、腎臓の機能低下をさらに進めてしまいます。

<たんぱく質を減らす理由>

たんぱく質からでる老廃物を減らすことで腎臓の仕事を減らします腎臓の機能が低下してくると、たんぱく質が代謝されてできる老廃物(燃えカス)が腎臓から排泄されず体内に蓄積するようになり、腎機能の悪化や尿毒症などを引き起こします。そこで、老廃物の蓄積を少しでも抑え腎機能の悪化を抑制するために、医師の指導の下で適切なたんぱく質量にすることが大切です。

<エネルギーを摂る理由>

たんぱく質を減らしただけだと同時にエネルギーも減ってしまうので栄養不足となります。栄養不足状態が続くと、体内では体の組織を燃焼させて必要なエネルギーをつくりだします。この時に生じる老廃物が腎臓に負担をかけてしまいます。ですので、たんぱく質を減らした分は、油や炭水化物を利用してエネルギーを摂る必要があります。

さらに、慢性腎不全の進行具合によっては、血液中のカリウム値にも注意する必要があります。主治医よりカリウム制限について指示された場合にはカリウムの多い食品の摂りすぎに注意しましょう。

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本日の試食は、低たんぱくごはんをつかったキーマカレーとキャベツと菜の花のからし和えです。 

キーマカレーは煮込むカレーよりも早く調理ができます。汁気が少なく、水分管理が必要な方にもおすすめです。少ない量のルーでもケチャップとソースによって味がしっかり感じられます。 

菜の花のからし和えは菜の花とキャベツを茹でてカリウムを減らします。

チューブの練りからしは小さじ1で0.4g程の食塩が含まれているので注意してください。今回は塩分が含まれない粉辛子を使用しました。

栄養教室の様子

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本日の試食

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2018年3月13日 (火)

栄養教室 「脂質異常症の食事療法」

今回の栄養教室は「脂質異常症の食事療法」というテーマでお話しさせていただきました。

脂質異常症の原因に家族性による遺伝もありますが、生活習慣によって疾患になる方がほとんどを占めます。暴飲暴食による肥満からなるさまざまな病気。たとえば糖尿病、肝機能障害、腎機能症等です。食事以外に運動不足、長期にわたる多量のアルコール飲酒、ストレス、喫煙なども原因の一つとされています。

脂質異常とは血液検査でコレステロールや中性脂肪などの脂質の量が基準値を大幅にずれた状態です。進行すると血液に含まれた脂質によって血液がドロドロになり、血管が細くつまったりするので動脈硬化を引き起こしやすくなります。

近年血液中の中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロールなどが正常範囲であっても、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの命に係わる病気になる方が多くみられることがわかりました。そこでLH比といってLDL(悪玉)コレステロールをHDL(善玉)コレステロールで割り、その数値によっておおよその動脈硬化の進行度がわかるようになりました。

1.5以下は血管内がきれいな状態。

1.6以上~2.0未満は動脈硬化が疑われる状態。

2.0以上は血栓が出来ている可能がある状態。

というように判定されます。血液検査の結果が基準値内であっても、一度LH比を計算してご自分の状態を知ることをお勧めします。

脂質異常症の治療の基本は食生活の見直しです。野菜の摂取不足、脂身の多いお肉、甘い物(糖分)、魚卵(たらこ等)、スナック菓子。これらを好んで食べていませんか?一度振り返ってください。

脂=お肉と考える方が多いですが決してお肉は悪い食材ではありません。お肉に含まれる「脂」は人体を構成する臓器=細胞を作る材料の一つです。質=赤身と脂のバランス、量=1人分を考慮し、食べ過ぎに注意して下さい。

教室でもお話しましたが食生活のお勧めは、やはり日本食です。一汁三菜に、果物、乳製品をプラスして、バランスのとれた食事が宜しいと思います。欧米食も良い面もありますが、歴史あるおもてなし料理「和食」を取り入れて頂ければ幸いです。

 今回の試食は手軽なツナ缶を使い、DHAを取り入れた炊き込みご飯と、ひじき、えのき茸による食物繊維たっぷりのサラダです。もう一つのテーマ「庖丁をなるべく使わないメニュー」にしました。ぜひ一度お試しください。

栄養教室の様子

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本日の試食

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2018年1月12日 (金)

栄養教室 「 今年こそ!!ダイエットを本気で考えよう! 」

今日の栄養教室は、「今年こそ!!ダイエットを本気で考えよう!」というテーマでお話させて頂きました。

まず肥満の判定は身長と体重からBMIを算出して頂きます。
BMI=体重(kg)÷(身長m)²
BMIは肥満や痩せを知る国際的な指標です。18.5~25未満は標準。25以上は肥満と判定されます。
 
 今回の栄養教室では、体重が増える癖をいくつかピックアップし、それに対してのアプローチについてお話させて頂きました。
 まずダイエットを短期間で痩せようと思う方の癖です。そのような方は、運動や食事療法の目標が高く、挫折しやすいです。ダイエットを成功させるポイントは継続することです。短期間で痩せようと思わず、長い期間をかけて行える目標をたてるようにしましょう。
 次に運動をしている方の癖です。運動をしているからと、少しぐらい甘い物食べてもいいと思い、ケーキやまんじゅうなど食べてしまう方がいます。ケーキは1個で336kcalあり、もし女性で体重50kgの方がそのカロリーを消費しようと思うと、約2時間歩かないといけません。みなさんが思っているより、運動の消費カロリーは少ないのです。運動しているからと間食や食事の摂り過ぎに注意して下さい。
 最後に無意識に食べている人の癖です。無意識に食べている人は、早食いの方が多く、食べる時間や内容は気にしません。食べる時間やよく噛んで食べること、食事バランスは痩せるためには重要なポイントです。食事は最低21時までに終わらせ、15~20分かけて食事をし、糖質や脂質などに偏らないようにしましょう。
 そして食事だけでなく、運動も取り入れて頂くと、基礎代謝量が増え、痩せやすく、リバウンドしにくい体を作ってくれるますので、体を動かす習慣を付けましょう。
 今日のレシピです。1品目は「鶏肉のねぎ塩だれ」です。今回は、鶏もも肉を使用しました。皮をはずすようにして下さい。品目は「チョップドサラダ」です。
野菜もたくさん摂れますし、大豆やツナ缶を入れると蛋白質も摂れ、ダイエットには最適です。是非自宅で作ってみてください。

レシピと試食です

鶏肉のねぎ塩だれ

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チョプドサラダ

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♡栄養教室の様子

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2017年12月11日 (月)

栄養教室 「痛風・高尿酸血症の食事」

今回の栄養教室は「痛風・高尿酸血症の食事」というテーマでお話をさせていただきました。

体内にプリン体の代謝産物である、尿酸という物質が異常に増えた状態を高尿酸血症といいます。血液中の正常は尿酸値は7.0mg/dl未満です。高い数値のまま放っておくと、やがて痛風の発作を起こします。
痛風は文字の通り、風が吹いただけでも痛いと言われるほどの激痛を引き起こします。尿酸は関節に溜まりやすいので、足の指の付け根やひざ、ひじなどに発作が起こりやすいです。発作が起きたときにはすぐに病院を受診しましょう。
 
男性で太っている方、野菜をあまり食べない方、肉や魚などのタンパク質を多く摂る方、ストレスの多い方が高尿酸血症になりやすいです。太っている方はまず、ダイエットをして体重を落としましょう。腹8分目をこころがけ、間食や夜食を食べる方はそれらを控えましょう。
食事の内容としては野菜やきのこ類、海藻類などアルカリ性の食品を積極的に食べるようにしましょう。最近では、牛乳も良いと言われているので、1日コップ1杯程度の牛乳を飲むのもおすすめです。
アルコールも尿酸値を上昇させる原因です。アルコールをよく飲む方は今飲んでいる量よりも控えるようにしましょう。
水分不足も良くないです。スポーツドリンクやジュース類は控え、お茶や水を飲むようにしましょう。心臓病や腎臓病で水分を制限されている場合は控えましょう。尿酸のもととなるプリン体を多く含む食品は控えましょう。魚の内臓やあん肝、レバー、えびなどに多く含まれています。
適度な運動は尿酸値を下げるのに効果的です。ストレス解消にもなりますので、楽しくからだを動かしましょう。
 

栄養教室の様子

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試食

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2017年11月 9日 (木)

栄養教室「見直そう!60歳過ぎてからの食事」

「見直そう!60歳過ぎてからの食事」

今回のテーマでは、60歳過ぎてから見直して頂きたい食生活についてお話しました。

気を付けて頂きたいことは様々あるのですが、今回は話題となっている「低栄養」に着目してみました。 

「低栄養」とはエネルギー・たんぱく質が不足した状態で、体重の減少とか血液検査のデータではアルブミンという値が低くなったりします。特に65歳以上の方の低栄養傾向(体格指数BMI≦20kg/m2 )の割合は男性12.8%、女性22.0%(平成28年国民栄養調査より)となっており、女性に関しては年々増加している状態です。

では「低栄養」の原因は何でしょうか?根本的には食事摂取量が減ることです。なぜ食事量が減ってしまうのかというと…「孤食」高齢世帯(独居や夫婦2人のみ)では食事作りが十分できないことや、味覚や嗅覚が低下、噛むことや飲み込むことがしづらくなったり、腸の動きが悪くなることが挙げられます。

「低栄養」となると、筋肉や筋力の低下、骨がもろくなる、細菌やウイルスへの抵抗力が低下する、体力が低下する、認知症の発症などなど、様々な影響が体に出てきます。 

「低栄養」を予防するにはどうしたらよいでしょうか?

まずは1日に3食を食べることです。食べる回数が減ると量も減ってしまうものです。そして、毎食1品は「肉・魚・卵・大豆製品」といったたんぱく質の多い食品を食べることも大切です。どうしても食事の準備ができないときには、配食サービスや調理済や半分調理が済んだ食品を宅配してもらうサービスを利用するのも方法です。また、市販されている栄養補助食品(高エネルギー、高たんぱく質のもの)を利用するのも良いです。

この中でも特にたんぱく質を摂るということは、やせてしまう=筋肉が減少してしまうことへの対策としては大切になります。たんぱく質を作っているアミノ酸の種類でBCAAというものがあり、これらが筋肉づくりには役立つ可能性があります。

また、摂ったたんぱく質を体に身につけるにはエネルギーが必要です。エネルギーは炭水化物や脂質からも摂ることができますので、必ず主食(ごはんなど)は食べ、油も適量使用してエネルギーを摂るようにしてください。 

腎臓病や肝臓病などで主治医の先生からたんぱく質の制限を指示されている方は今回のお話は当てはまりません。必ず主治医の先生の指示に従ってください。 

今回の試食は「豚肉とさつまいものバター醤油炒め」「きのこと鶏ささみのサラダ」です♪

旬のさつまいもをバターでいためてエネルギーを豚肉でたんぱく質を摂れるようにしました。鶏ささみはたんぱく質を多く含み、低栄養予防には大変良い食材です。

栄養教室の様子

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本日の試食

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2017年10月13日 (金)

栄養教室『心不全の栄養管理』

今回の栄養教室は、『心不全の栄養管理』についてお話させて頂きました。

心臓はからだに十分な酸素と栄養がいきわたるよう血液を循環させるポンプの働きをしています。しかし心不全になりますと、ポンプの働きが弱くなり、全身へきれいな血液を上手に送れない状態となり、むくみや息切れ、身体がだるい、手足の冷感、咳・痰が出る、夜間頻尿などといった症状が出てきます。

食事療法では、塩分を制限することが重要です。減塩のポイントは、薄味に慣れることが重要で、塩分計などを使用し、自宅の味付けが濃いのか薄いのか確認して頂くことをおすすめしています。また麺類を食べる回数が多く汁まで飲んでしまう方は1日に摂ってよい塩分量を超えてしまう恐れがあるので、汁は必ず残すようにしましょう。漬物や梅干し、佃煮、インスタント食品、干物などは塩分が多いので注意して下さい。レモン汁やゆず、すだちなどの酸味やにんにく・生姜・ハーブなどの香辛料を利用したり、だしパックを使用することは減塩につながります。

その他に、水分の摂り過ぎ(個人によって異なる)や食欲低下、過度な飲酒は心不全を悪化させる原因となるので、注意して下さい。

日常生活では、十分な睡眠と休養をとり、夏冷房の効き過ぎた部屋からそうではない所に出ると血圧が上昇するので、、外気との温度差が5度以上にならないように注意して下さい。また、内服や毎日体重測定を行うことを習慣づけて下さい。体重が1週間で2kg以上増える場合は、水が溜まっている証拠となります。

本日の試食です♪

1品目は「鶏肉と秋野菜の黒酢炒め」です。鶏肉にふる塩は減塩のやさしおを使用しました。また黒酢を使用することで塩分が少量でもさっぱり頂けます。

2品目は「南瓜とクリームチーズのサラダ」です。心不全の方は食欲低下することが多く、少量でもエネルギー補給できるクリームチーズを使用しました。

南瓜との相性も良いです。

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栄養教室の様子

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