世界的権威のあるESC(ヨーロッパ心臓病学会)総会に当院から、三宅医師、川瀬医師が参加。最新の心臓治療を学んできました。
世界的権威のあるAHA(アメリカ心臓協会)総会での発表に当院から、太田医師、川瀬医師の研究成果の発表が採択されました。今後も、ますますの活躍が期待されます。
1月17日付けの岐阜新聞の健康相談に
虚血性心疾患の診断 冠動脈CTかカテーテル検査
と題して記事を書かせていただきました。
紙面の関係上言葉足らずもありましたので、この場を借りて補足します。
まず最前線の実臨床の現場に冠動脈CTがどのような影響を与え始めているのでしょうか?ただしその影響を見るためには冠動脈CTとカテーテル検査がどちらも同じように運営されていなければなりません。
待ったなしの循環器の臨床現場において、検査に必要なことは
必要なら、
1)すぐにできること。
2)結果がすぐに分かること。
3)できるだけ多くの人に適用できること。
の3点が大切です。さらに、コストが安く検査時間が短ければグッドです。
当院では冠動脈CTのエクスパートが撮影・画像解析を行っています。緊急に対応し、撮影後数分で病変の存在が分かります。シーメンスの128列マルチスライスで画質的にも問題がありません。心房細動の患者様でもOKです。
ではこの冠動脈CT検査チームの導入で臨床現場がどう変わってきているのか?
次回より、検討していきたいと思います。