運動教室 Feed

2019年11月21日 (木)

第42回運動教室「認知症予防の運動療法~頭と身体を動かして認知症を予防しよう~」

令和1年11月20日(水)に第42回運動教室「認知症予防の運動療法~頭と身体を動かして認知症を予防しよう~」が開催されました。

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 認知症は脳細胞が死んでしまったり働きが悪くなったために様々な障害がおこり、生活に支障が出ている状態です。アルツハイマー病や脳血管性の病気などが原因となりますが、進行してしまうと介護状態や寝たきりにつながりますので、予防が重要です。また、認知症の前段階である【軽度認知機能低下】は改善可能な状態であると言われています。これらの認知症や認知機能低下には生活習慣が影響すると言われており、社会参加や身体活動・対人交流など自宅の外での活動がより良い影響を与えるとされています。 

認知症に影響する因子の中で最も関係性の高いものは身体活動量と言われています。日常でいかに動くか、ということは身体だけでなく脳の機能の維持にも役立つということだと思います。普段の生活や動き方を見直すきっかけにして頂けましたら幸いです。

今回、「デュアルタスク・トレーニング」という運動を紹介させて頂きました。これは二つの(デュアル)課題(タスク)を同時に行うことで、頭と身体を刺激するトレーニング方法です。足踏みを行いながら計算やじゃんけんを行って頂きましたが、ただの足踏みとは違い頭を使いながらのトレーニングでしたのでいつもとは違った疲労がみられたと思います。皆さん悪戦苦闘しながらも、楽しんで運動できたとのお声を頂きました。

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参加して下さった皆様、誠にありがとうございました。いつもとは違う運動を行うことで、刺激を入れながら継続して頂きたいと思います。 

次回の運動教室は、令和2年1月15日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第ご連絡させていただきます。多数の方のご参加をお待ちしています。

2019年9月19日 (木)

第41回運動教室「あなたの未来を脅かすフレイル~予防・解決のための運動~」

令和1年9月18日(水)に第41回運動教室「あなたの未来を脅かすフレイル~予防・解決のための運動~」が開催されました。 

フレイルは、加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態。一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態。と厚生労働省から報告されています。 

フレイルという言葉を聞いて、まだ初耳だという方がほとんどだと思います。しかし、年齢を重ねるにつれて、このフレイルが原因で要支援・要介護状態になる方が増加しているのが現状です。ただ、上述してあるようにフレイルとういう状態はまだ生活機能が改善可能な状態です。その改善に必要なことは食事・運動・社会活動の3本柱とされています。

今回はその3つの柱の内の運動を行いました。フレイルをターゲットとした運動内容はもちろん筋力トレーニングとなります。そのため、自宅でもできる自重の筋トレを7種類実践しました。

皆さん、きついきついと言いながらも、最後は気持ちよかった、普段通っている運動教室よりも強度が強くて満足です。などの声が聴かれました。

参加して下さった皆様、誠にありがとうございました。運動は単発では決して効果は発揮しないので、是非継続的に行って頂きたいです。 

次回の運動教室は、令和1年11月20日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第ご連絡させていただきます。多数の方のご参加をお待ちしています。

運動教室の様子

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2019年7月29日 (月)

第40回運動教室「メタボリックシンドロームを予防しよう」

令和1年7月17日(水)に第40回運動教室「メタボリックシンドロームを予防しよう」が行われました。 

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に加え、高血圧・高血糖・脂質異常症のどれか2つ以上の疾患を併存している状態です。メタボリックシンドロームの診断基準と動脈硬化の危険因子は全く同じであります。つまり、メタボリックシンドロームに該当する患者様は、狭心症や心筋梗塞などの動脈硬化イベント発生のリスクが非常に高いと考えてもらえばよいです。 

このような事態に陥らないように運動療法と栄養療法は非常に重要な役割を担っております。本日、皆さんで実践して頂いた筋力訓練を行うことで、基礎代謝の向上や糖代謝の改善など動脈硬化因子に対する良いメリットばかりです。しかし、継続して行わなければまったく効果はありません。本日紹介させて頂いた運動は、在宅でテレビを観ながら簡単に行える運動になっておりますので、是非自宅で継続して行って頂けると幸いです。

これからの時期は暑くなるため、脱水に注意する必要があります。運動前後で水分補給は忘れずにお願いします!

参加して下さった皆様、誠にありがとうございました。これからも運動に興味を抱き健康増進に努めてください! 

次回の運動教室は、令和1年9月18日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第ご連絡させていただきます。多数の方のご参加をお待ちしています。

運動教室の様子

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2019年5月20日 (月)

第39回運動教室 『自宅でできる5秒トレーニング』

令和元年5月15日(水)に第39回運動教室『自宅でできる5秒トレーニング』が開催されました。

肥満は世界的に蔓延していますが、日本も例外ではなく年々増加傾向が続いています。その傾向として特に男性に顕著で、40~60代の男性にいたっては、BMI25を超える人が、全体の30%を超えるまでになりました。ただし、国際基準ではBMI30以上を肥満と定義しているので、日本の判定基準は、かなり厳しいものです。「だったらそんなに心配する必要ないのでは?」と思うかもしれませんが、実はこれにはきちんとした理由があるのです。肥満は心疾患の危険因子の1つであるため、肥満を是正することが心疾患を予防することにつながります。肥満を是正するポイントの1つ目として“摂取カロリー<消費カロリー”にすることです。2つ目は基礎代謝を上げるために筋肉量を増やすことです。基礎代謝は年齢とともに低下します。若い時と同じだけカロリーを摂ってしまうと基礎代謝が下がっているため、脂肪として貯蓄されてしまいます。そのため筋肉量を増やして基礎代謝を上げることが重要なのです。今回は『自宅でできる5秒トレーニング』をご紹介致しました。皆様普段使わない筋肉を使っていたため、四苦八苦されていましたが、運動は継続が大事です。本日受講されました皆様には、是非ご自宅で続けて行って頂けると幸いです。

次回の運動教室は令和元年7月17日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第連絡させていただきます。多数の方の参加をお待ちしています。

運動教室の様子

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2019年4月24日 (水)

第38回運動教室「腰痛体操!自宅で簡単にできる体操・筋トレ」

平成31年3月20日(水)に第38回運動教室「腰痛体操!自宅で簡単にできる体操・筋トレ」が行われました。

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冬場に多いと思われる腰痛ですが、実はこの春先にも多くみられます。春先に腰痛を訴える人は普段の倍以上の数になるとさえ言われています。原因としてはこの時期ならではの寒暖差や冬の間の運動不足などが挙げられています。今腰痛の無い方はこれからの予防の為、今腰痛にお悩みの方はこれ以上悪くしないために、普段の動き方の注意と体幹の筋力強化の方法をお伝えしました。 

普段の動き方として、まずは姿勢が重要です。寝る姿勢・座る姿勢・立つ姿勢のみでなく、日常で腰を痛めやすい動作の代表である「物を持ち上げ・運ぶ姿勢」についての注意事項をお伝えしました。少しずつ暖かくなり動きやすいこの季節であるからこそ、動き方に注意していただきたいと思います。

体操については「ストレッチ」と「筋トレ」に分けてお伝えしました。どちらも自宅でそのまま行えるように、四つ這いや仰向けの姿勢で行えるものを実践していただきました。慣れない運動ですので十分合間や休憩を入れながら行いましたが、いい運動になったと好評でした。自宅でも休憩をしっかり入れながら、無理のない範囲で行って頂きたいと思います。

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次回の運動教室は、平成31年5月15日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第ご連絡させていただきます。多数の方のご参加をお待ちしています。

2019年1月18日 (金)

運動教室 『筋力アップで心臓病予防~いきなり筋力測定!あなたは大丈夫?~』

 平成31年1月16日(水)に岐阜ハートセンター運動教室が開催されました。

テーマは『筋力アップで心臓病予防~いきなり筋力測定!あなたは大丈夫?~』

でした。 

加齢に伴い筋力は低下してしまいます。低下した筋力により、転倒したり介護が必要となったりする、寝たきりになったりする可能性があります。活動量がへってしまうことで、心臓病の発症や再発にもつながる可能性があります。そのため、運動を行うことで筋力つくりを行う必要がありますが、筋力作りがゴールではありません。筋力作りはよい循環を保つこと、健康寿命につながる架け橋です。加齢に伴う筋力や柔軟性の低下を防止し、さらに積極的にそれらを改善させることが必要です。少し上昇した活力をショッピングや社交、スポーツや趣味などの生活の質や幸福感を高める活動に生かしてください。

生活の質が改善することが、最終的に病気の予防へつながります。 

次回の運動教室は、平成31年3月20日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第ご連絡させていただきます。多数の方のご参加をお待ちしています。

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2018年12月11日 (火)

第37回運動教室『高齢者の転倒予防トレーニング ~あなたの転倒リスクは?~』

平成30年11月21日(水)に第37回運動教室『高齢者の転倒予防トレーニング ~あなたの?』が開催されました。

年齢を重ねるにつれて、足腰の筋力やバランス能力の低下などの身体的機能低下に加え、聴覚や触覚などの感覚機能も低下すると言われており、年齢が上がるにつれて転倒リスクが高くなることが想定されます。転倒によりかすり傷や打撲程度なら日常生活に支障は出ませんが、骨密度が低下している高齢者においてには、最悪の場合、転倒により骨折してしまい寝たきりや介護を有する状態になることがあります。このようなことを防ぐためには、筋力訓練とバランス訓練を組み合わせて行う運動が良いとされております。

そこで本日、上半身や下半身の筋力訓練にバランストレーニングを組み合わせた運動を皆さんと一緒に実施致しました。運動の内容としては、寝ながら行うことができる運動内容を多く取り上げたため、寝る前に少し思い出して実施することが可能です!

転倒予防の一番の近道としては、筋力の維持または改善が重要であると思われます。現在、「転倒リスクがあると思われる方」や「足腰が弱った」と思われる方は、今回の運動内容を毎日少しでもよいのでできるだけ継続して行ってみて下さい!

 

次回の運動教室は、平成31年1月16日(水)15:00~16:00、テーマは未定です。多数の方の参加をお待ちしています。

運動教室の様子

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2018年9月28日 (金)

第36回運動教室「岐阜ハートセンターが伝える減量に大切な運動」

平成30年9月19日(水)に第36回運動教室「岐阜ハートセンターが伝える減量に大切な運動」が行われました。

 

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肥満やダイエットの方法についての講義と運動実践として、全身を使うダンスを行っていただきました。肥満は高血圧や脂質異常症、糖尿病などの原因となるだけでなく、がんや睡眠時無呼吸、心不全などさまざまな病気を発生させます。講義では、肥満の病態や肥満による病気発生メカニズムなどについてお話をさせていただきました。講義後には音楽を通して全身を使ったダンスを行いました。夏や冬の時期においては屋外での運動が難しいため、自宅内で可能な体操は、減量に対してとても有効的な方法です。間違っていてもよいので楽しく踊ることが運動継続していくためには大事であると思います。

 

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体重を落とすために巷で流行の「○○だけダイエット」など、極端に偏った方法では短期的な効果はあったとしても、長期的な健康増進に結びつくことはありません。また、食事療法のみで体重を落とそうとすると骨格筋量低下に伴う基礎代謝量低下を引き起こし、減量後のリバウンド発生の恐れがあります。そのためダイエット成功には食事と運動の併用が鍵となります。明日から自分自身の生活習慣について見つめなおしてみませんか? 健康的で美しいからだづくりを始めてみましょう!

 

次回の運動教室は、平成30年11月21日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第ご連絡させていただきます。多数の方のご参加をお待ちしています。

2018年7月19日 (木)

第35回運動教室『あなたの未来をおびやかす“フレイル”~見分け方と解決方法~』

平成30年7月18日(水)に第35回運動教室『あなたの未来をおびやかす“フレイル”~見分け方と解決方法』が開催されました。

 本テーマの“フレイル”という言葉は、“虚弱”という意味で、現在医療会でも注目されている言葉です。

この“フレイル”は、健康と介護の中間の状態であり、適切な介入を行えば、健康に戻れる状態を意味します。しかし、逆に何もしなければ、介護の状態となってしまい、健康寿命を脅かすことになってしまいます。 

“フレイル”の予防・改善には①運動、②食事、③活動と言われています。今回、運動教室で筋トレをメインに行わせて頂きました。主には腹筋や臀筋、背筋など体幹を鍛える内容の筋トレを行いまいした。自宅でテレビを観ながら行うことができる内容ばかりですので、是非1日10分でも日常生活の中にと入れてもらえるとありがたいと思います。 

また、本日は38度を超える暑さにも関わらず、参加して下さった皆様、誠にありがとうございました。引き続き体調管理に気を付けてください。 

次回の運動教室は、平成30年19月19日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第連絡させていただきます。多数の方の参加をお待ちしています。

運動教室の様子

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2018年5月17日 (木)

第34回運動教室『4-3-2-1 エクササイズ ~自宅でできる10分間体操~』

平成30年5月16日(水)に第34回運動教室『4-3-2-1 エクササイズ ~自宅でできる10分間体操~』が開催されました。

健康寿命を延ばすためには日頃の運動習慣や食生活が関連していると言われています。徐々に衰えていく筋肉を維持するためには日頃から歩くだけではなく、筋力トレーニングも行うことが筋力を向上させる効果を生み出します。今回は有酸素運動と筋力トレーニングの良いとこ取りをした『サーキットトレーニング』についてご紹介致しました。一昨年にも実施致しましたが、今回はその時よりもさらに内容をパワーアップしております。

サーキットトレーニングとは時間的効率が良く、自分で自由に種目を決めて行えるといったメリットがあり、鍛えたい部位や関節に痛みを抱えている方が無理なく行える運動方法として近年トレーニングジムでも取り入れられている運動方法です。サーキットトレーニングは複数の種目を短いインターバルで行うといった特徴があります。

今回は運動したいけどなかなか時間がとれない方などに自宅で行うことができる10分間の体操を提案させて頂きました。それが今回の運動教室のタイトルになっている "4-3-2-1 エクササイズ" です。その内容ですが、4つのプログラムを時間で区切って構成されておりまず。

まず最初に4分間の高エネルギー有酸素トレーニングとして椅子に座って行うジョギングを行いました。次の3分間は筋力強化トレーニングとしてカラダ全体を使うような複合的運動を取り入れました。次の2分間は体幹強化トレーニングとして静的トレーニングを行い、最後の1分間はストレッチと深呼吸を行う4部構成のプログラムとなっています。時間にメリハリをつけることによって運動に集中することができ、より運動の効果を実感できることを意識致しました。普段は運動習慣がない方や運動初心者でも簡単に行えるトレーニングであり、ただ動くのではなく、効果的かつ継続的に行うことが健康寿命や介護予防につながると考えています。

トレーニンングを続ける一番のコツは成果を実感することです。科学的にも高い効果性が実証されているサーキットトレーニングをあなたの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか? 『継続は力なり』という言葉のように、継続こそが健康への近道です。

次回の運動教室は、平成30年7月18日(水)15:00~16:00、テーマは未定です。多数の方の参加をお待ちしております。

運動教室の様子

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