2011年4月13日(水) 岐阜ハートセンター「ハートホール」において下記のプログラムでアテローム血栓症セミナーが開催されました。
Ⅰ.ミニレクチャ
「頸動脈プラーク安定化への新たな戦略
~より安全なCASのための当院での工夫」
松波総合病院 脳神経外科部長 澤田 元史 先生
Ⅱ.特別講演
「脳梗塞とPeripheral Artery Disease
-Polyvascular Disease(ATIS;アテローム血栓症)としての
リスク管理と抗血栓療法-」
東京都済生会中央病院 神経内科部長
脳卒中センター長 星野 晴彦 先生
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講演される 澤田 元史先生
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講演される 星野 晴彦先生
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岐阜清流マラソンが5月15日に開催されます。岐阜ハートセンターでは岐阜清流マラソンの支援として何ができるか考えました。岐阜ハートセンターは心臓専門病院として、アクシデントに備え、参加者に事前にAEDの使用方法の講習会を開催し、講習を受けたハートサプートランナーが速やかな救命措置ができるよう支援をさせていただきます。
講習会開催日程は、ぎふ清流マラソンhttp://www.gifu-marathon.jp/をご覧ください。
H23年2月2日、第4回岐阜ハートカンファランスが開催されました。
岐阜ハートセンター循環器内科 上川 滋が「心臓リハビリテーション」についてミニレクチャーいたしました。
心臓リハビリテーションの有効性の説明と岐阜ハートセンターの心臓リハビリの現状を中心に説明いたしました。
特別講演として
朝日大学歯学部付属村上記念病院 腎臓内科教授 大野道也先生による
「CKD(慢性腎臓病)患者からみた虚血性心疾患の治療戦略」の講演がありました。
腎臓病全体のお話に加え腎臓疾患と心疾患が密接な関わりがあり、CKD疾患はかかりつけ医及び腎臓専門医だけでなく循環器専門医も含めた連携が必要であることを強調されていました。
2010年11月11日(木)岐阜ハートセンター ハートホールにて 財団法人高雄病院理事長の江部康二先生による医療従事者向け糖質制限食に関する講演会が開催されました。
テーマは 人類の食生活 糖尿病・肥満の解決 -テーラーメイドダイエットと糖質制限食ー
病診連携の病院、クリニックから多くの医師のご参加をいただきました。
今回の講演は、従来の一般向けとは異なり、国内外、多くの文献、論文などのデーターを分析され、データーに基づいた考察、をお話しいただきました。
講演後も、参加された医師から率直な質問が出され、江部先生も丁寧に回答して頂き、有意義な実りある講演会になりました。
今回の講演の結論を紹介させていただきますと
1.生活習慣病の根本要因は精製炭水化物の頻回過剰摂取。
2.糖質・脂質・蛋白質のうち食後血糖値を生じるのは糖質。
3.食後高血糖(ブドウ糖スパイク)が動脈硬化の元凶。糖質制限食なら血糖値は上昇せず、脂質代謝が活性化しインスルン分泌は少量ですみ、肥満も改善する。
4.糖質制限食実践により、全身の代謝・血流が改善する。
5.糖質制限食は画期的治療効果を有す「肥満・糖尿病・メタボ・生活習慣病」治療食であり「人類の健康食」である。
6.66億人の人類を養うにはテーラーメイドダイエットが必要。
テーラーメイドダイエットとは 糖尿病ではないけれど、情緒も体調も安定させ、生活習慣病の予防と症状改善のため考案された食の提案が『テーラーメイドダイエット』。文字どおり、年齢や性別、症状や嗜好が違う一人ひとりの要求に無理なく対応できるのが特徴です。糖質制限食とおなじく血糖値の急峻な上昇を抑えることのできる理想的なダイエットです。(NPO法人糖質制限食ネット・リボーンより)
講演終了後、江部先生から「うちの母は糖尿人」の本を送っていただきました。ありがとうございました。この本の帯には「我ら糖尿人糖質さえ食べなければ健常であり病人ではないのです」と印刷されています。
第3回ハートカンファランスが ハートホールで開催されました。夜遅いにもかかわらず、20名を超す医師の方々がご参集されました。
今回は、社会医療法人 蘇西厚生会 松波総合病院 病院長 山北 宜由先生の講演。
講演のテーマは「レニン直接制御による臓器障害進展防止」と題し、次のような課題についてお話して頂きました。
①レニンの分泌と酵素としてのレニンの働き。
②直接レニン抑制薬(DRL Direct Renin Inhibitor )の降圧効果。
③DRIの心血管系障害に対する進展抑制効果。
④DRIの腎障害に対する進展抑制効果。
⑤(Pro)renin receptor((p)RR)の臓器障害関与とDRIの効果。
講演中の 山北 宜由 病院長
山北先生の講演に先立ち、岐阜ハートセンターの松尾 仁司循環器内科部長が「腎動脈狭窄症の診断と治療」と題しまして、腎動脈狭窄を疑う手掛りと診断、改善事例の説明をいたしました。
腎動脈狭窄症を疑う手掛りは次のようなものがあげられます。
①悪性又は治療抵抗性の高血圧。
②安定していた血圧が急激に上昇し、進行する。
③高血圧の発症年齢が25歳か 50歳以上か
④血清クレアチニンが急に上昇
⑤50歳以上で全身動脈硬化が強い。
⑥腎サイズに左右差
⑦腹部血管雑音
⑧急性左室不全の既往
画像診断としてMRI/CT等があるが、腎機能障害を持っている人のも安心して検査できる非浸襲的なエコー検査の事例を紹介致しました。
治療として、腎動脈の狭窄部にステントを挿入し、大幅な改善ができた例を紹介致しました。
講演中の 松尾 仁司 循環器内科部長
2010年8月10日はハートの日。サラマンカホールにアコースティック・トリック・ギタリストの谷本 光さんを招いて演奏会を開催いたしました。
谷本光さんのプロフィールを紹介します。
1984年、北海道生まれ。
打ち込み、多重演奏一切なしのアコースティックギター1本でハーモニー・メロディ・ベース・パーカッションパート・特殊演奏を同時に演奏するアコースティック・トリック・ギタリストの異名をとる。16歳でギターを始めて毎日最低15時間以上練習して、わずか1年後の17歳からプロ活動を開始。国内最大級ロックフェスのフジロック・ライジングサンに出演。
日産自動車、国民健康保険、吉田学園などのCM・映像音楽を担当。バックギタリストとして谷村新司・夏川りみ・秋川雅史・松浦亜弥・平原綾香・渡辺美里・ジェロなどの一流アーティストらと共演。世界中で5000万枚以上売れているSEGAのソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ「ソニックと暗黒の騎士(Will)」のゲーム音樂の作曲・編曲も担当し、サントラにも参加。
スペイン・フランス・アメリカ・ドイツ・中国など海外でも活動。
今回の演奏曲目は
1.渡り鳥(オリジナル)
2.涙そうそう
3.アメイジンググレイス
4.大きな古時計
5.夏空蝶(オリジナル)
リハーサルから熱心に音あわせ、多くの聴衆がビックリ。
え?これ本当にギター1本でひいているの!?と聴き入っていました。