岐阜ハートセンターでの看護学実習-14
当院は、今年度も2校の看護学校の臨地実習を受け入れていきます。
まずは、2014年6月12 日~29日までの3 週間、岐阜保健短期大学看護学部3年4名が、岐阜ハートセンターで看護学実習を行いました。
今回の実習、成人看護学実習Ⅰでは、「急性期疾患にある成人期を生きる対象者とその家族を理解し,看護の方法を学ぶ」ことが目的でした。
僧帽弁置換術、冠動脈バイパス術などの手術を受けられる患者様、心筋梗塞になられた患者様、心臓カテーテル検査・治療のために入院された患者様を担当させて頂き、入院から退院までの看護を学びました。学生自身が、強度の緊張により体調を崩したことや患者様の回復が早いことに戸惑いもありましたが、患者様、ご家族の気持ちに寄り添おうと学生間で話し合いを重ね看護を考えました。ドクターヘリによる緊急搬送の場面では、他職種との連携なども学ぶことができました。ドクターヘリのスタッフの方々のご厚意で、ヘリの内部まで見学させて頂けるという貴重な機会にも恵まれました。
実習終了時には、どの学生もこの3週間での成長を自覚していました。本当に学び多い3週間であったと思います。今回の学びを今後の実習や、看護を考える際に活かして頂ければ幸いです。