後期研修医用レジナビが、6月17日に東京ビッグサイトで開催されました。岐阜ハートセンターも今回初めて参加しました。
ブースを訪れてくれるのか大変不安でしたが、8名の先生方とお話ができました。
大変多くの熱意を持った先生方が、岐阜ハートのブースに来ていただきました。皆、本当に将来をまじめに考えている様子が伺え、身の引き締まる思いでした。
ブースを訪ねてくれた先生方も、パンフを見て興味を持たれた方も是非一度当院に見学にお越しください。
連絡は岐阜ハートセンターのアドレスか、
岐阜ハートセンター臨床研修プログラム委員 川瀬世史朗 yoshiakikawase@aol.com; までご連絡下さい。
次回は福岡と大阪を検討中です。その節には宜しくお願いします。
後期研修医を対象とした、病院紹介のレジナビフェア2012 for Resident in 東京に、当院も参加します。
当院の症例数としては、カテーテルインターベンションが年間1500例、開心術が200例弱と症例も
豊富で、心臓疾患の研修には良い病院であると考えています。
私自身も、30年前、沖縄県立中部病院の2年間の研修を受けてから、岐阜に帰り循環器を始めました。
しかし当時の岐阜の病院では、症例数も少なく専門家もいないため十分な研修ができず、
一年後に小倉記念病院の延吉先生の門をたたくこととなりました。当時はICU管理の仕方や、
手術適応の考え方を心臓外科の先生から教えてもらいました。しかしどうしても不十分な感は否めませんでした。
その頃から、こんな研修ができたらと考えていたことを研修プログラムとして実現したいと考えています。
その一つは、循環器内科と心臓外科のローテート研修です。例えば後期研修3年目で心外と循環器をまわり
4年目から循環器一本で研修して行くなんていうのができたら最高だと思っていました。
もちろん心臓外科一本で行く、循環器内科一本で行くというのもありでしょう。
そして当時、何よりも不満だったのは症例数です。
当院で研修をして症例数で不満の出ることはないと思います。奮ってご参加ください。
Q1: 出身大学が岐阜でなくても大丈夫ですか?
A1: 当院の医師の出身大学は岐阜大学、自治医科大学、高知大学、富山大学
山形大学、佐賀大学と非常に多岐に渡っています。出身大学で不利な立場
になる事はありません。
Q2:医局に入局する必要がありますか?
A2:どちらでもかまいません。希望すれば岐阜大学医学部の第二内科、または心臓血管外科に入局できます。現在、内科・外科合わせて入局者は12名中5名です。
Q3:カテーテルなどの侵襲的な検査には加わらないで循環器一般の研修ができますか?
A3:エコーなどを中心とした研修もできます。
Q4: 経皮的冠動脈形成術以外も学べますか?
A4: 当院は電気生理学的検査ならびにアブレーション,デバイス治療にも力を入れています。
2011年は年間のアブレーション例が100例を越えました。特に心房細動のアブレーションが年々増加しております。
Q5: 単科の病院での勤務に不安はありませんか?
A5: 基本的には循環器の設備しかありませんが、CTは外部の組織に依頼して放射線科の読影を依頼する事が可能です。緊急読影の依頼も受けて頂けます。他科の治療がどうしても必要な場合は、近縁の総合病院に依頼が必要な場合もあります。
Q6: 長期の休みは取れますか?
A6: 1週間の夏休みが認められています。