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2015年8月

2015年8月20日 (木)

第7回ハートの日 in GIFU

平成27年8月9日(日)じゅうろくプラザで「第7回ハートの日」が開催されました。

従来、8月10日に開催されていましたが、「家族で心臓病を考える」をテーマに子供体験コーナーを設け家族一緒に参加していただける様、今年は日曜日に開催いたしました。

 10時から

岐阜ハートセンター循環器内科医長 三宅泰次先生による「心臓ってなぁーに」。

心臓は1日10万回も動いています。この休むことのない心臓の構造、動きをわかりやすく説明していただきました。心臓の模型を会場に回しましたら、家族で皆さん真剣に見ていました。

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10時30分から

病院で働く人たちを紹介。

研修医、看護師、検査技師、理学療法士の仕事内容を紹介いたしました。 

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1時30分から

「心臓手術ってなぁーに」

心臓血管外科副院長 富田伸司先生が手術の内容を説明されました。

心臓血管外科医長 加藤貴吉先生、泉二佑輔先生、看護師山北幸江さんの外科チームが壇上に上がり、用意された豚の心臓を使い、実際に弁置換の模擬手術を行いました。

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11時からは

並行して栄養教室と運動教室が開催されました。

テーマは

“美容と健康の秘訣は食事と運動から!

~あなたのエイジングケアーを提案します~“

栄養教室では

“美タミンACEで若返り”

活性酸素は老化の原因になります。

これに対抗するのが抗酸化作用のあるビタミンA,C.Eを含んだ食品の摂取です。

栄養教室ではこれら食品群の紹介とこれらの食品で構成された試食を作り、参加された皆さんに試食していただきました。

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運動教室では

“筋トレで-(マイナス)〇歳のカラダ作りを!”

アンチエイジングとは老化予防・改善です。

活性酸素が老化を加速させる為、活性酸素対策が必要です。

継続的に適度な運動を続けている人は抗酸化酵素の生成量が減りにくく、継続的な運動を続けていく必要があります。今回はこの方法の一つ、6秒筋トレを皆さんとともに行いました。

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13:00からは

子供さんたちが待ちに待った体験コーナーが開催されました。白衣に着替え、血圧を測ったり、薬剤師になったつもりで調合をしたり、手術衣に着替えカテーテル手術を体験したり、介護の体験もできました。

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 岐阜市消防本部の方々の協力を得て、家族そろって心臓マッサージの方法を体験いたしました。

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14:00から

手術を受けた患者様3人の体験談。「私は心臓病が治りました」お話をうかがいました。

手術された3人の方に富田伸司 心臓血管外科副院長と総合司会の宇野悦加さんを交え、お話を伺いました。

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15:00から

名古屋ハートセンター院長 大川育秀先生の紹介でテレビでおなじみの東京ハートセンターセンター長の南淵明宏先生に講演をしていただきました。

テーマは「 命の源 ~心臓の話~ 心臓外科医療の現場から」

東北大震災の真最中に実施した冠動脈バイパス手術の動画を見ながら説明されました。

神の作った美しい心臓に尊敬と畏敬の念を抱き手術に臨まれているとのこと。

心臓は1日10万回、ずぅーと動いている。それは体にとって一時も欠くことができない酸素を取り入れ、体中に送り込む為である。

心臓は酸素を送るだけでなく温度も送っている。心臓の後ろには食道と胃があり、ここで熱交換をしている。熱中症のとき冷たい水を飲めば心臓が冷やされ、この冷やされた心臓から送られた冷えた血液で体温を下げる。

病気の予防は毎日の生活を充実することが大切。常に脳に刺激を与えることが大切。驚き、笑が大切。第二の心臓といわれる足を動かすことも大事。

歯周病菌が動脈硬化に影響するとも言われているので間食は止めるべきである。 

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16:00から

座談会「大切な人のために・・・今、知っておきたい心臓血管外科治療」

岐阜ハートセンター院長 松尾仁司先生を座長に 東京ハートセンターセンター長 南淵明宏先生、名古屋ハートセンター院長 大川育秀先生、田中内科クリニック院長 田中隆平先生、岐阜ハートセンター副院長 富田伸司先生の5人の医師が総合司会の宇野悦加さんを交え心臓病治療について討論をいたしました。

会場から心臓病に対するIPS細胞の活用時期の質問に対して、すぐには無理の結論でした。

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今回の第7回ハートの日を後ろで支えたメンバーです。お疲れ様でした。 

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2015年8月 6日 (木)

栄養教室 『貧血予防の食事療法について』

今回の栄養教室のテーマは『貧血予防の食事療法について』お話させて頂きました。

 
 貧血とは、赤血球あるいは、赤血球内にあるタンパク質のヘモグロビンの量が正常値より少ない状態をいいます。赤血球またヘモグロビンの量が減ると、身体は酸素不足になり、様々な不調が現れます。
 貧血は、男性より女性に多い病気で、その大半が鉄が不足して起きる鉄欠乏性貧血です。その他に、血液を作る骨髄の働きが低下するために起こる再生不良性貧血や赤血球が作られる時に必要なビタミンB12や葉酸が不足して赤血球が減少する悪性貧血、赤血球が破壊されることによって起こる溶血性貧血、慢性腎不全患者さんに発症する腎性貧血などがあります。症状として、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、息切れ、頭痛などが現れますが、穏やかに進行すると症状に現れないことがあります。
 食事療法としては、食品に含まれる鉄分ヘム鉄非ヘム鉄を摂るようにしましょう。ヘム鉄は魚や魚介類、肉に多く含まれ、非ヘム鉄は、穀物や野菜、海藻、卵、乳製品、大豆・大豆製品に含まれています。
ヘム鉄の方が非ヘム鉄より吸収率が良いので、積極的に摂るようにしましょう。非ヘム鉄も良質な蛋白質と一緒に摂ると吸収率が上がります。またビタミンやミネラル不足は貧血につながるので、特にビタミンCを摂るようにしましょう。ビタミンCは鉄を吸収しやすい形に変えてくれます。水に溶けやすく、熱に弱い性質があるので、生で食べることがおすすめです。ビタミンCは、いちごやオレンジなどの果物やパプリカやピーマンなどに含まれています。
  その他に、銅や葉酸、ビタミンB12などの栄養素を摂るようにしましょう。銅は魚介類や種実類に多く、一般的な食事をしていれば、不足することはありません。葉酸はブロッコリーなどの野菜類や豆類などの植物性の食品に入っています。ビタミンB12は、魚介類や卵黄、チーズに多く含まれています。このように、貧血予防には、肉、魚、卵、大豆・大豆製品などのたんぱく質や野菜をしっかり摂り、バランスの良い食事を心がけることが重要となります。
 
今日の試食です♪
 炊き込みカレーピラフは、炊飯器を使用しており、スイッチひとつで一品料理の完成です。
具材には、ビタミンCが多いパプリカやピーマン、ヘム鉄が多い鶏肉を使用しています。またカレー粉が入っており、香辛料は胃酸の分泌を高め、鉄やビタミンB12の吸収を促進させるので、おすすめです。
 

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栄養教室の様子

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本日の試食

 

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2015年8月 3日 (月)

花一輪の会 「絵と書でいざなう作品展」 和田雅子

平成27年8月は和田雅子さんの花一輪の会「絵と書でいざなう作品展」が開催されています。

和田様からのあいさつ文:

「あつさのおみまい申し上げます。

私、今年は東日本大震災からやってきた「ど根性ひまわり」に元気いただきます。」

昨年秋に届けられた「ど根性ひまわりの種(5つぶ)が羽島の地に見事に根付き、種が実り、希望される方にはお分けされるそうです。「ど根性ひまわり」の種を希望される方はノートに住所をお書きください。後程送っていただけるそうです。

All_6988 展示のお手伝いをいただいた方々:左から、上野智子様、野村和代様、和田雅子先生、三輪春美様、小林百合美様、新井明美様、田内かおる様

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和田雅子様のあいさつと展示風景

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和田雅子様

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上野智子様

 

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野村和代様  新井明美様  小林百合美様

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 河村楔子様  三輪春美様  田内かおる様  田中佳子様

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