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2012年12月3日~12月14日までの2週間、岐阜保健短期大学看護学部3年8名が、岐阜ハートセンターで看護学実習を行ないました。
今回の目的は、「臨地実習最後の学びとして、既習の知識と実践との結びつきを再確認し、看護専門職としての役割を理解し自覚と責任を養う」。基礎看護学実習の総まとめの統合実習でした。各グループ1週間ではありましたが、看護師長に付き添い看護管理を学びました。また日勤のスタッフに付き添い複数の患者様を受け持つ経験もしました。3週間の実習とは異なり、病院全体・スタッフ・患者様に対する管理、看護師の役割と責任を学ぶことができたと思います。
2月17日は国家試験です。全員が合格して、4月からはそれぞれの場で活躍されることを心からお祈りします。
12月1日(土)今池ガスビルにて『第23回i-IVUS.jpライブデモンストレーション』が開催されました。
今回の研究会は岐阜ハートセンターからライブ中継が行われ、沢山の参加者に恵まれ、
活発な議論がなされました。
プログラムは『メディカル・ライブデモンストレーション(医師向け)』
『コメディカル・ライブデモンストレーション(看護師・技師向け)』
『イメージング・ラーニングセンター(画像診断トレーニング)』
『ハンズオン(治療機器の試用)』
と多義にわたり、それぞれ多くの方々の参加がありました。
岐阜ハートセンターでのライブデモンストレーションでは、実際の手術中に得られたイメージング画像
(IVUS・OCT・FFR等)を国内屈指のスペシャリストである当院医師・本江純子先生を始め、
和歌山医大・久保隆史先生、小倉記念病院・井上勝美先生らが術者と共に検討し、
会場からのご質問やご意見に耳を傾けながら安全に手技がなされていました。
当日は全5例のPCI(冠動脈形成術)が組まれていましたが、それぞれのテーマに沿った活発な
ディスカッションが行われました。
今回のライブでは、末梢動脈の治療もプログラムに組まれており、兵庫医大・川崎大三先生に手技をお願い
致しました。本症例では『炭酸ガス造影法』を駆使して手技がなされ、本手技は従来検査が出来なかった
『腎機能低下症例』に有用な最先端の方法で、当院でも最近導入されましたが、まだまだ馴染みの薄い手技
だけに会場からは多くの質問が出され、この分野の注目度の高さが伺えました。
本会は『IVUS(血管内超音波診断装置)』の有用性を実証し、臨床ツールとしての地位を確立するために
設立しましたが、近年ではOCT(光断層撮影装置)、FFR(冠血流予備量比測定)等の生理学的評価法が
台頭しており、診断ツールも多様化しております。そこで本会は長年愛されていた名称『i-IVUS.jp』から
『PICASSO(Physiology and Imaging Guided Coronary Angioplasty Association)』に改称されます。
長年慣れ親しんだ『i-IVUS.jp』という名称での最後の会となりましたが、会場の今池ガスビルは
沢山の参加者(医師99名、コメディカル109名、企業78名)にも恵まれ、充実した会となりました。
当会に参加して下さった皆様、岐阜ハートセンターで術者として協力して下さった先生方、会場で
会を盛り上げて下さった先生方、運営・進行にご協力頂きました全ての皆様に感謝し、
次回から『PICASSO』と名称も進化を遂げ、さらに充実した研究会としていきたいと思います。
♡
<岐阜ハートセンターで術者・コメンテーターとして協力頂いた先生方(順不同)>
名古屋第二赤十字病院 七里守先生 金沢循環器病院 堀田祐紀先生
愛知医科大学病院 天野哲也先生 愛知医科大学病院 高島浩明先生
兵庫医科大学病院 川崎大三先生 和歌山医科大学付属病院 久保隆史先生
小倉記念病院 井上勝美先生
平成24年12月5日 岐阜ハートセンターで栄養教室が開催されました。
多くの方に参加して頂きありがとうございました。
この度、当院のスーパーバイザー大川育秀医師の親友で心臓血管外科の南渕明宏医師が当院のスーパーバ イザーに就任して頂くことになりました。
南渕明宏医師は1958年大阪生まれ。1983年奈良県立医科大学卒業国立循環器病センター、シドニー・セントビンセント病院、国立シンガポール大学病院、新東京病院、湘南鎌倉総合病院、大和成和病院を経て現在は2010年12月より医療法人社団冠心会大崎病院 東京ハートセンター センター長を務められています。
この度、当院上野先生の強い熱意が実り、
2012年11月より、岐阜ハートセンタースーパーバイザーとして執刀に携わって頂くことになりました。 南渕医師の執刀件数は年200件を超えています。手術時間が短く、患者負担を最小限にした、日本を代表する心臓血管外科医です。
メディアでの紹介も多く、最近では、週刊ポスト(2012.9.14号)でザ.ゴッドハンドとして紹介されています。その中で、天皇陛下の心臓手術を執刀した天野篤先生から“流れるように美しい手術をする”
と絶賛されています。
南渕明宏先生の就任で、岐阜ハートセンターは大川育秀、南渕明宏、富田伸司、加藤貴吉、玉置基継の5人でタッグを組んだ最強の心臓血管外科となります。
12月1日~12月28日(午前) 岐阜ハートセンターにて 日展会友、一水会会員の青木年広様の油絵展を開催しています。
青木年広様は岐阜ハートセンターに入院になった事で、今まで以上に “人へのやさしさ” ”命の大切さ” を痛感されたそうです。
今回、「病院に来られる患者様の心のいやしになれば」との気持ちから、青木年広様の素晴らしい油絵11点を展示して頂くことになりました。
略歴
1949年 岐阜に生まれる
1977年 一水会展初出品入選(以後連続入選)
1980年 一水会展「会員推挙」
1994年 「中部一水会賞」受賞
2001年 一水会展「安井曽太郎奨励賞」受賞
2004年 一水会展「硲伊之助奨励賞」受賞
2007年 「岐阜市芸術文化奨励賞」受賞
その他 受賞多数
展示作品リスト
1.流れ込む P100 板取川
2.青空の静物 F50 一水会展
3.光の静物 F50 一水会選抜展
4.石とリンゴと F50 中部一水会展
5.流れ込む F50 個展 抜取川
6.川風 F30タテ
7.想・モンサンミッシェル F15
8.ルミエール(光の静物) F10
9.金華山 F10
10.流れ込む F15
11.流れ込む F6