岐阜ハートセンターでの看護学実習 — 22,23
2015年1月27日~3月5日までの6週間、平成医療短期大学看護学部2年7名が、岐阜ハートセンターで看護学実習を行いました。
今回の実習、成人看護学実習Ⅱでは、「周手術期及び急性期にある成人期の患者を多面的に理解し、疾病の危機的状態にある患者の状態を把握し、回復促進及び社会生活への適応に向けた援助に必要な知識・技術を習得する看護実践力を養う」ことが目的でした。
大動脈弁置換術、冠動脈バイパス術など手術を受けられる患者様を入院時から退院まで担当させて頂き、患者様、ご家族に寄り添い看護を学びました。また、心臓カテーテル検査・治療における看護、外来看護なども学びました。学生自身が、強度の緊張により体調を崩したことや患者様の回復が早いことに戸惑い、後追いの看護になることもありましたが、患者様に安心して退院して頂くにはどんな看護が必要であるかなど学生間で話し合いを重ね看護に結び付けました。ドクターヘリによる緊急搬送の場面では、他職種との連携なども学ぶことができました。ドクターヘリのスタッフの方々のご厚意で、ヘリの内部まで見学させて頂けるという貴重な機会にも恵まれました。
実習終了時にはどの学生も成長を自覚でき、本当に学び多い実習であったと思います。今回の学びを今後の実習や、看護を考える際に活かして頂ければ幸いです。
来年の国家試験に全員が合格して、来春からはそれぞれの場で活躍されることを心からお祈り致します。