医療関連感染防止講習会
平成22年1月13日 岐阜ハートセンターハートホール於いて、医療関連感染防止の講習会が開催されました。講師はテルモ株式会社 学術チームの酒井麻記先生。
今回は、感染の標準予防策の中の手指衛生を中心に説明。
”手指衛生”とは、
水と普通の石けんあるいは殺菌剤を含む石けんによる手洗い(スクラブ法)及び水の使用を必要としない、アルコールを主成分とした製品(ジェル、リンス液、泡状のもの)の使用(ラビング法)で両手の掌、指の間など指全体をきれいにする。
CDC(米国疾病予防管理センター)では以下の理由でアルコール製剤を推奨している。
・殺菌力が強い
・管理が楽である
・手荒い時間が短縮できる
・皮膚にやさしい(保湿剤が含まれたアルコール製剤)
・手指に水分を残さない⇒手指が病原体を伝幡させにくい