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2010年6月25日 (金)

「楽で見落としのない 経鼻内視鏡検査をめざして」

平成22年6月24日 19:00から さくらクリニック 院長 佐竹真一先生による経鼻内視鏡検査のお話をして頂きました。

従来の経口内視鏡検査に比較し、多くのメリットがあります。

1.苦痛が少ない。

2.会話が出来る。

3.嘔吐反射が起きにくい。

4.麻酔事故のリスクが少ない。

5.検査後速やかに日常に戻れる。

佐竹先生自らが患者になった、具体的な体験談をお話していただきました。

そのほかにも、色々な症例、解析手法を説明いただきました。

最近の装置は優れた分光内視鏡画像処理技術が組み込まれ、主なものにFICE(Flexible spectral Imaging Color Enhancement)やNBI(Narrow Band Imaging)があります。

これらの手法を巧く使い観察結果から病状を明確に表示できるようにし、症状の見落としを無くすようにされています。

つまり、患者様にとって苦痛が少ない経鼻内視鏡を使い、胃の中を様々な方法を用いて観察することによって、従来の内視鏡以上に見落としのない検査を行うことが可能になりました。

Dr_satake