成人先天性心疾患 岡山大学心臓外科の笠原真悟講師に手術指導していただきました。
心臓病の中には、成人心疾患に対して、先天性心疾患(小児)が、ございます。小児の頃に手術を受け、その患者様が成人され、小児の頃とは別に問題が新たに発生する場合があります。それが、成人先天性心疾患です。
この成人先天性心疾患の領域は、成人心疾患はもとより先天性心疾患の知識が十分あることが必要で、大変複雑であることが多く、社会的ニーズが増してきている分野です。
今回、われわれは、幼い時に心臓手術を受け、今回単心房にちかいASD(心房中隔欠損症)を治療するのにあたり、先天性心疾患の手術では日本を含めアジアをリードする岡山大学心臓外科の笠原真悟講師に手術指導していただきました。患者様は無事に手術を終え経過順調です。
このように当院では、現在、その治療法をわれわれの手に持たない場合、当院でその道のエキスパートに指導してきていただく、あるいは、エキスパートのほかの病院を紹介する形をとらせていただいています。