生活習慣病講演会「糖尿病・メタボリックシンドロームと糖質制限食」江部康二先生
平成21年10月10日 岐阜駅前じゅうろくプラザ5F大会議室にて生活習慣病講演会を開催いたしました。
演者は財団法人 高尾病院理事長の江部康二先生です。
江部康二先生は「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」等、現代病を治す糖質制限食に関して多くの著書を出されています。
循環器疾患をお持ちの患者様には糖尿病を患っている方も多く、これらの方々に、薬を最小限に抑えることができる糖質制限食を紹介したく、講演をお願いしたところ、快く、お引き受け頂き、今回の講演会を開催することができました。江部先生ありがとうございました。
会場も満員で、素晴らしいお話を聞くことができました。また、講演後も多くの質問が出、糖質制限食の関心の深さが伺われました。
今回の講演でお話頂いた中で印象に残ったのは
食後の急激な高血糖が原因で血管内壁にダメージを与える。これを避けるために、糖質を制限するのが良い。
糖質を制限するには血糖に変化する速度が速い炭水化物を避けたほうが良い。
右下図がそのイメージ図です。
当院でも、糖質制限食の導入検討を始めることになりました。
さしあたって、12月2日の栄養教室で糖質制限食の紹介を行います。
岐阜ハートセンターの外来待合、ハートホール図書館に江部先生の書かれた本を置いてあります。
今回、講演会に参加できなかった方、詳細は江部先生の執筆されている本をご覧下さい。