コレステブロックってご存知ですか?今年のハートの日の内容紹介(3)
食品でメタボ予防 というタイトルで講演をしていただく長岡先生の開発された特定保険用食品です。大豆タンパク質をさらにパワーアップしたリン脂質結合大豆ペプチドでコレステロールを低下させる効果があるものです。わずか一日3gの摂取でコレステロール値は有意に低下し、6g摂ると、私たちが使用するコレステロール低下薬に近いコレステロール低下作用が期待できるようです。
薬には副作用がつきものですので、健康食品で低下すれば安心ですね。食べるものを考えることで自然とコレステロールをコントロールしていくことができれば素晴らしいことです。長岡先生には食品でメタボ予防と題してお話をしていただきます。
長岡 利(ながおか さとし)岐阜大学応用生物科学部 教授のご略歴
1986年 名古屋大学大学院・農学研究科・博士課程後期・農芸化学専攻修了
1988年 日本学術振興会・特別研究員
1989年 岐阜大学農学部・生物資源利用学科・助手
1993年 同・助教授
1994年〜1995年 アメリカ合衆国・ボストン大学医学部留学
(文部省在外研究員)
2004年 岐阜大学応用生物科学部・応用生物科学科・助教授
2007年〜 同・教授
(現在に至る)
2009年10月〜 岐阜大学先端創薬研究センター教授(併任)
[受賞]
1996年 日本栄養食糧学会・奨励賞受賞
「食品成分および生体異物によるコレステロール代謝制御
に関する研究」
2005年 日本農芸化学会・農芸化学研究企画賞受賞
「ペプチドの媒介する新規脂質代謝調節系の解明を基盤
にした革新的脂質代謝改善食品素材を含む革新技術
の創成」
2005年 文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)受賞
「新しいコレステロール低減化ペプチドに関する研究」