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2018年8月22日 (水)

ハートの日 in GIFU が開催されました(5Fサテライト会場)

No1:10:00~運動教室 演者 ㈲サーティー・サーティー・フィットネス・システムズ代表取締役社長 米澤卓郎 先生

増え続けるガン、心筋梗塞、糖尿病は筋トレでも予防ができるのか?『酸素とミトコンドリア!免疫力を高める筋トレ』をテーマに運動が苦手な方でも毎日続けることができる筋トレを米澤卓郎先生がご紹介!まず初めに熱中症について注意する事を3つ、①睡眠をしっかりとること②朝食をしっかりと摂ること。特にパンよりもごはんがおすすめ!ごはんには多くの水分が含まれているからです。③クエン酸を摂ること。熱中症予防には水分だけでなく、ナトリウムなどミネラルの摂取が大切です。クエン酸はミネラルの吸収をサポートします。最後に常日頃から出来る運動として、咀嚼、呼吸(深呼吸)、歩くことの大切さを説明し、自宅でも簡単に行うことができる4つのトレーニング方法を実践してもらいました。

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No2:10:00~ 栄養教室 演者:ナグモクリニック東京院 管理栄養士 長井 佳代 先生

ガン、心筋梗塞、脳卒中、生活習慣病の予防に積極的に摂りたい食物繊維。『食べて健康に!食物繊維UP生活のススメ』をテーマに最も摂りにくい栄養素とも言える食物繊維について分かりやすく、効果的な摂り方を長井佳代先生がご紹介!一日に必要な食物繊維は15.7gと言われております。一般的に食物繊維は、ごぼうやにんじん、じゃがいもなどといった根菜を思い浮かべますが、実は食物繊維はひじきやわかめなどの海藻、しいたけやえのきたけと言ったきのこ類にも多く含まれており、参加者から驚きの声があがりました。果物や野菜は出来るだけ皮付きで摂ったり、白米を玄米に変えたりなど、ちょっとした工夫で摂れることわかり大変満足されておりました。

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見て! 触れて! 学べる!

子供体験スタンプラリー

No1:検査体験

Kensa_6088実際の診察・検査を再現して『血圧測定』『SpO2測定』『ドプラー検査』『心電図検査』『尿糖測定』を行いました。ドプラー検査は午前中の学習会に参加した子供たちにとっては繋がりがあり、数えた脈拍を音で感じることができ興味深そうな印象であった。心電図検査では四肢誘導を装着してもらい波形をとり、筋電図を加えた状態や体動による基線の揺れを体験していただき、学校健診で心電図をとる際にどうしておとなしくしていなくてはいけないか?どうして力が入ってはいけないか?を知っていただくことができました。糖尿測定ではマイクロピペットを使用していただき、糖の濃度や清涼飲料水を透明度の違う尿に見立て採取し量を計測していただいた。検査後には、「検体番号」「尿の色」「尿の混濁度」「尿糖の評価」を報告書に記載し実際さながらの検査を体験していただき親子揃って理解に励んでみえた。子どもさんが白衣を着て真剣に検査を行っている姿を写真で撮っており、親子で楽しんでみえました。

No2:カテーテル手術体験

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今年は例年のゲーム感覚ではなく、より実際に近い体験内容として『影絵コーナー』『吸引コーナー』『バルーンコーナー』『着替えコーナー』を実施しました。影絵コーナーは、模擬血管をライトに当てて影絵を作り、血管の短縮や病変の発見などを体験していただいた。吸引コーナーは、チューブ内にあるビーズをカテーテルとシリンジを使って吸引していただき、バルーンコーナーでは実際の検査台を再現し、インデフを使ってバルーンの拡張を体験していただいた。ゲーム感覚ではなく、掲示物や口頭でしっかりと説明し実際にカテーテルを触って実践により近い体験をしていただきました。着替えコーナーは例年人気があり、保護者も記念撮影をする姿などもみられました。また午前中の学習会を参加した子どもたちにとっては復習の機会となり非常に喜んでみえました。

No3:手術室体験

Syujyutu_6236『心臓模型パズル』『拡大鏡とセッシを用いての豆運び』『手術器械や人工弁、針付きの糸を展示』を実施しました。現在医療系のドラマや映画を行っていることが重なり、手術衣を着て実際の器械に触れることで子どもたちの反応は非常に良かった。また保護者も興味を持って参加されていました。 

No4:リハビリ介護体験

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『リハビリで実際使用している機器や評価の一部を実体験する事』をテーマに『筋力測定を体験してみよう』『車椅子の操作方法と介助方法を体験してみよう』『リハビリ機器を体験しよう』を実施しました。子どもたちは各ブースに分かれ、どれも興味深く体験している様子でした。筋力測定体験では、子ども同士や親子で楽しみながら筋力を競い合っていました。実際に体験してもらうことで、自分達の筋力と高齢者の筋力の差を実感できた様子でした。車椅子操作体験を行ったブースでは、初めて車椅子を使う子どもが多く、操作が思ったより難しく四苦八苦しながら操作していましたが終始笑顔が見られました。リハビリ機器体験では、実際にInBodyで筋肉量を測定したり、NMESで座ったままで筋肉に刺激を感じる体験を行ってもらいました。どれも初めての体験で皆興味深々な様子でした。特に保護者も子どもの体組成が気になるようで、スタッフに質問している姿も見受けられました。

No5:調剤体験

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今年は業者さんの協力のもと分包機を3台貸出してもらい、ミルメーク(牛乳の味付け品)を薬品に見立て電子天秤にて量り、実際に分包機を自分で稼働させ調剤を体験してもらいました。会場いっぱいに甘い香りが広がる中、参加された子どもたちは皆真剣にスタッフの説明を聞き、楽しそうに体験してもらい大盛況でありました。

No6:救急蘇生法講習会

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岐阜消防本部の協力のもと、子ども達を中心とした家族を対象に救急蘇生法講習会を実施致しました。トレーニング人形を用いて、胸骨圧迫方法・AEDの使用方法を子ども目線に立ち救急蘇生法の流れをユーモア交えながら実施致しました。子ども達は興味深々に話を聞き、質問しやすい和やかな雰囲気のなか一生懸命実施していました。子どもの学ぶ姿を見て家族の微笑ましい笑顔が印象的でした。また、消防隊員、看護師と関わることが嬉しかったという声も聞かれ楽しんで救急蘇生講習会にご参加いただきました。誰かを助けることに興味を持ち積極的に参加して下さった姿を見ると、とても子ども達が頼もしく、かっこよく見えました。このような講習会がいつかは役に立つ事が来るかもしれません。命の大切さを知っていただく良い機会になったのではないかと感じています。