栄養教室「高尿酸血症・痛風を予防しよう」開催
近頃雨ばかり続いていましたが、この日はお天気も良く、たくさんの方が参加してくださいました。
今回は、高尿酸血症・痛風を予防しよう!というタイトルでお話をさせていただきました。
初めて参加された方も多くみえました。
高尿酸血症とは、プリン体の代謝産物である尿酸が血液中に異常に増えてしまう状態です。尿酸値が高いだけでは、
何も症状はありませんが、そのまま高いままにしておくと、痛風発作を引き起こします。
痛風は風邪が吹いただけでも痛いと言われるように激痛が起こります。
尿酸が増えてしまう原因は、遺伝(尿酸が作られやすかったり、排出されにくかったりする体質)やストレス、肥満、
カロリーの摂りすぎ、アルコールの飲みすぎ、激しい運動、プリン体の摂りすぎなどと言われています。
生活習慣も大きく関係する病気なので、尿酸値が高いと言われている方は今一度生活習慣を見直してみましょう。
まずは、自分の適正体重を知り、肥満と判定される方は、外食の回数を減らしたり、間食を減らしたり、夕食の量を
減らすなどして、減量を心がけましょう。アルコールを飲まれる方は週に2日程度は休肝日を設けるようにしましょう。
レバーや魚の干物にはプリン体が多く含まれています。控えるようにしましょう。肉にも比較的多く含まれていますが、
茹でることでプリン体を減らすこともできます。野菜や、きのこ類、海藻類などアルカリ性の食品もしっかりと摂るように
しましょう。水分をしっかり摂ることも大事です。お茶やお水を飲むようにしましょう。
痛風は高血圧や高脂血症を悪化させます。薄味を心がけましょう。
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