栄養教室 脂質異常症の食事療法
1月15日(金)ハートホールにて栄養教室「脂質異常症の食事療法」が開催されました。
今回も多くの方にお集まり頂きました。
脂質異常症は自覚症状が無く、そのまま放置しておくと動脈硬化を招く恐れがあります。更に放置しておくと狭心症や心筋梗塞といった心臓病、脳出血や脳梗塞といった脳血管障害につながる恐れがあります。
脂質異常症の目安は、血液中の悪玉LDLコレステロールが140mg/dL以上、善玉HDLコレステロールが40mg/dL以下になったときです。
食事でどのような点に注意したら良いか?今回の栄養指導で説明させていただいた内容の一部を記載いたします。
LDLコレステロールを下げるには
☆脂の多い肉類を減らし、青魚や大豆製品を増やす・
☆あまーい洋菓子、乳製品を減らす。
☆緑黄色野菜、海藻類を増やす。
HDLコレステロールを上げるには
☆脂の少ない肉や卵を周3回ずつくらい食べる。
☆リノール酸の多い油(紅花油、コーン油、ひまわり油、グレープシード油、大豆油、綿実油)を摂り過ぎない。
☆オイレン酸の多い油(オリーブ油、なたね油(キャノーラ油)、アボガド油)を摂る。
☆中性脂肪を下げる。(肥満を解消する)
☆有酸素運動を行う。目標:1万歩/日。毎日30分くらいは歩く。
今回の試食は、これらを考慮し、更に、おいしくをテーマに作りました。
☆ブリ大根 ☆菜の花の胡麻和え ☆水菜のサラダ ☆豚汁☆みかん ☆こんにゃくご飯