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2010年10月 8日 (金)

栄養教室「痛風・高尿酸血症を予防しよう」

  今回は痛風・高尿酸血症のお話をさせていただきました。
血液中の尿酸値が高いと、高尿酸血症と言われます。高尿酸血症のうちは症状はありませんが、その尿酸が結晶化すると尿酸塩となり、やがて関節に沈着して痛風発作を引き起こします。風が吹いただけでも痛いといわれるように、激痛が起こります。結石や腎障害を起こすこともあります。
原因は遺伝(尿酸が作られやすかったり、排せつされにくかったりする体質)もありますが、ストレスや肥満、カロリーの摂りすぎ、アルコールの飲みすぎ、水分摂取不足、激しい運動、プリン体を多く含む食品の摂りすぎなど、生活習慣の乱れによっても尿酸値が高くなりやすいと言われています。
自分の標準体重を知り、肥満のある方はまず、間食を控えたり、夕飯の量を減らすなどして減量を心がけましょう。
お酒を毎日飲まれる方は量に注意し、週2日は休肝日を設けるようにしましょう。
レバーやいわし類、干物などは特にプリン体を多く含みますので、控えましょう。ストレスも尿酸値が上がる大きな要因と言われています。疲れを感じたら休むようにして、自分なりのストレス解消法を見つけ、ストレスをため込まない
ようにしましょう。

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今回の試食は野菜、きのこ、海藻を意識したアルカリ性食品で作りました。

Sample1_2 Sample2_2

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説明終了後、各テーブルの質問に答える管理栄養士の佐藤さん