2018年3月14日 ハートホールに於きまして感染対策講演会が開催されました。
演者は、SARAYA(株)の大村卓三様「手指衛生の重要性と実践」と題しまして講演をしていただきました。
感染は接触感染・飛沫観戦・空気感染があるが感染を引き起こす病原体の多くは汚染された医療従事者の手指を介して伝搬されることがあるので、手指から病原体を取り除くことが重要。アルコール手指消毒は有効であるがアルコールが効かないノロウイルスやアデノウイルスなどは手洗いで洗い落とす必要がある。
手指衛生遵守率が向上すれば感染率は下がる。手指衛生行動の習慣付けを全員で取り組む雰囲気作りが重要である。
講演して頂いた大村卓三様と講演会参加者(従業員大多数が参加)
平成30年3月14日(水)に第33回運動教室『腰痛体操!!-自宅で簡単にできる体操・ストレッチ-』が開催されました。
腰痛は日本人の約8割が自覚しているとされ、国民病とも言われています。腰痛を予防・改善することは、活動的な生活を営む弊害となるため、病気の有無に関わらず非常に重要と思います。
まず腰痛にならないこと、腰痛がある場合は悪化させないことが大切ですが、そのためのポイントを2つ紹介しました。①普段行っている動作や姿勢を見直すこと、②腹筋や背筋を強くして腰椎を安定させること、が重要です。
動作や姿勢については、寝ている時の姿勢や起き上がりの方法、座る・立つ時の姿勢、物の持ち上げ方、運び方などを実際にマットの上で動きながら指導しました。腰に良くない姿勢について何となく知っていても、具体的な対処法が分からないという方がほとんどでした。実際に動きながら姿勢の注意点を実感頂けたと思います。
腹筋や背筋の強化については自宅で行いやすいようマットの上で寝転んで行う運動を中心に紹介しました。運動は無理のない範囲で継続するこが大事ですので、本日受講されました皆様には、是非ご自宅で続けて行って頂けると幸いです。
次回の運動教室は、平成30年5月16日(水)15:00~16:00から実施します。テーマに関しては未定でありますので決まり次第連絡させていただきます。多数の方の参加をお待ちしています。
運動教室の様子
今回の栄養教室は「脂質異常症の食事療法」というテーマでお話しさせていただきました。
脂質異常症の原因に家族性による遺伝もありますが、生活習慣によって疾患になる方がほとんどを占めます。暴飲暴食による肥満からなるさまざまな病気。たとえば糖尿病、肝機能障害、腎機能症等です。食事以外に運動不足、長期にわたる多量のアルコール飲酒、ストレス、喫煙なども原因の一つとされています。
脂質異常とは血液検査でコレステロールや中性脂肪などの脂質の量が基準値を大幅にずれた状態です。進行すると血液に含まれた脂質によって血液がドロドロになり、血管が細くつまったりするので動脈硬化を引き起こしやすくなります。
近年血液中の中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロールなどが正常範囲であっても、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの命に係わる病気になる方が多くみられることがわかりました。そこでLH比といってLDL(悪玉)コレステロールをHDL(善玉)コレステロールで割り、その数値によっておおよその動脈硬化の進行度がわかるようになりました。
1.5以下は血管内がきれいな状態。
1.6以上~2.0未満は動脈硬化が疑われる状態。
2.0以上は血栓が出来ている可能がある状態。
というように判定されます。血液検査の結果が基準値内であっても、一度LH比を計算してご自分の状態を知ることをお勧めします。
脂質異常症の治療の基本は食生活の見直しです。野菜の摂取不足、脂身の多いお肉、甘い物(糖分)、魚卵(たらこ等)、スナック菓子。これらを好んで食べていませんか?一度振り返ってください。
脂=お肉と考える方が多いですが決してお肉は悪い食材ではありません。お肉に含まれる「脂」は人体を構成する臓器=細胞を作る材料の一つです。質=赤身と脂のバランス、量=1人分を考慮し、食べ過ぎに注意して下さい。
教室でもお話しましたが食生活のお勧めは、やはり日本食です。一汁三菜に、果物、乳製品をプラスして、バランスのとれた食事が宜しいと思います。欧米食も良い面もありますが、歴史あるおもてなし料理「和食」を取り入れて頂ければ幸いです。
今回の試食は手軽なツナ缶を使い、DHAを取り入れた炊き込みご飯と、ひじき、えのき茸による食物繊維たっぷりのサラダです。もう一つのテーマ「庖丁をなるべく使わないメニュー」にしました。ぜひ一度お試しください。
栄養教室の様子
本日の試食
2018年3月1日~30日迄岐阜ハートセンター ハートギャラリーにおきまして、ボールペンだけで動物を描いた筧 恒平さんの作品展が開催されています。
プロフィール
1978年 岐阜県本巣郡北方町生まれ。一宮在住。
2010年 ボールペン画を始める。
2015年 動物を題材とした絵に取り組み始め「細密模様画動物園」と題したボールペンが動物園を創作。
作品の前に立つ筧さん。 29作品が展示されています。
作品が展示されたハートギャラリー
推薦者の紹介文
動物画家•ボールペン画アーティスト筧恒平
《細密模様画動物園〜模様で描かれる世界〜》
1978年、岐阜県本巣郡北方町出身愛知県一宮市在住。
2010年からボールペン1本で細密な模様の世界を描く。感じた「モノ」を直接キャンパスにぶつける。まるで、脳を経由せずに右手に伝えているかのようなソリッドな作品は、独特でグロテスクで、そして何より美しい。芸術という言葉、アートという感覚。筧恒平の作品に触れれば、その片鱗を理解できるかもしれない。 2015年から「細密模様画動物園」と題し絵で動物園を作り上げている。実際に動物とふれあい、感じたままを点や円などの模様をいくつも組み合わせて表現していく筧オリジナルの描き方。1番最初に「目」を描き、そこからふれあって感じた温かさや冷たさ、柔らかさや固さ、質感なども表現している。
絵を通し、もっとアートを身近に感じ、みなさんに、まるで動物園に行ったかのようなワクワクする感覚、楽しんで頂ける世界を作り上げ、実際に動物を見るきっかけになってくれればと思っております。
東海三県での個展活動をはじめ、各種イベントを開催。お好きな動物、ペットの似顔絵オーダーも承っております。ご気軽にお問合せ下さい。 kakeizoo.kirm@gmail.com
Facebook:「筧恒平』「細密模様画動物園」 アメプロ:「細密模様画動物園」
Instagram:「saimitumoyougadoubutuen」 LINE:「kakeizoo」
展示作品
キリン: すべてボールペンで描かれています
柴犬 孔雀 猿
フクロウ カメレオン シマウマ
鳥 コアラ 鹿
ペンギン セイウチ 猿
トラ 鳥 コリー
チワワ テリア 猫
猫 マルチーズ
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キリン サイ
猿 ライオン
もぐら 犬
テリア オカピ
オランウータン
2018年2月28日 岐阜ハートセンター ハートホールに於きまして 第9回 岐阜ハートセンター救急連携勉強会が開催されました。
♡挨拶される富田副院長
初めに冨田副院長が日ごろのお礼を述べると共に最近、救急車で運ばれる方の症状では大動脈解離が多いお話をされました。
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♡講演会の様子
救急隊員の皆様が多数参加して頂きました。
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♡分析結果を報告される三宅先生
H27年の救急搬送患者の分析結果を報告される三宅先生。
・月別では冬は夏の倍の数値になっている・
・緊急手術の内訳では大動脈解離が多い。
・平均年齢 70.2歳
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♡急性大動脈解離の最前線の講演をする加藤先生
大動脈解離の最前線~GHCでの包括的診療~の説明をする加藤先生
大動脈解離の救急の患者様の救命率は88%