« 「岐阜のこころ、おもてなし。」内藤淳一、加藤周三、折戸加奈子3人展 | メイン | 岐阜新聞”教えてホームドクター”「アテローム血栓症」 »

2012年7月 6日 (金)

栄養教室「夏バテを予防しよう」 H24.7.5

H24.7.5 岐阜ハートセンター ハートホールにて栄養教室が開催されました。
 梅雨の季節ということもあり、湿気の多い日が続いています。日によって気温の変化も大きい季節ですので、
体調管理に気をつけていきましょう。
 今回は、「夏バテを予防しよう」というテーマでお話をさせていただきました。気温が急に高くなってくると、
 自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。冷房による冷えや水分の摂りすぎによる内臓機能の低下なども
 夏バテの原因となります。
 対策としてまず大切なことは、1日3食規則正しく食事を摂るということです。夏バテ予防に効果的な栄養素は
 ビタミン類、ミネラル類、タンパク質などです。きゅうりや茄子、トマトなどの夏野菜は水分も多く体の熱を
 とってくれる働きがあります。豚肉や玄米などに多く含まれるビタミンB1は、糖質の代謝をよくし、疲れにくく
 する働きがあります。夏場はつい、そうめんなどの麺類だけで済ませていまいがちですが、野菜や肉、魚などい
 ろいろなものをバランスよく食べるようにすると良いです。
 水分を摂ることも大切ですが、冷たいものばかりをたくさん飲むと胃腸の働きが弱くなってしまいます。こまめに
 少量ずつ摂るようにしましょう。アルコール類は、利尿作用があるので水分補給にはなりません。お酒はほどほど
 にしましょう。
 適度な運動や睡眠も重要です。夕食後に軽く運動をしてぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、エアコンは27~28度に
 設定し、3時間程度でタイマーが切れるようにして寝るように心がけましょう。
☆☆☆
Lec_dsc_0023 Dsc_0002 Food_3dsc_0017 Food_2dsc_0011