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2019年8月 2日 (金)

ハートギャラリー「髙橋正明展」

2019年8月1日から8月30日(午前迄)岐阜ハートセンター ハートギャラリーに於きまして髙橋正明展(油絵)を開催しています。

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Hole_9591 髙橋さまの挨拶文

ごあいさつ

 本日は、第11回髙橘正明展におこしいただき、 有難うございます。
今回、展示いたしました作品は、私の画業初期(1966から1982 30代後半頃まで)のものであり、
白色を主体とした雪景色を好んで描いていた頃を思い出します。
 あの頃は、コンビニもない時代、冷え切ったおにぎりをほおばりながら、足先も凍てつき、身震いしな
がら雪景色に挑んだものでした。
 今思えば、寒さをのりこえ夢中になれたのも、若 さゆえ、体力気力も充実していたからでしょう。
現代、絵を描く人、親しむ人は少なくなっており ます、よろしければ、私が務めます教室にて体験し
てみませんか。   

                                     令和元年 8月

髙橋さまの洋画歴

洋画歴
1947 岐阜県に生まれる
1971〜75 県展•地方展多く受賞
1971 第24回示現会展に「奥飛驊」初出品入選
1971 岐阜山勝百貨店にて初個展
     その後も場所を変えながら開催
1973 第26回示現会展に「東別院」会友
1973 職場絵画サークル立上げ
1975 第28回示現会展に「蛭ヶ野高原」準会員
1976 第29回示現会展に「隅」会員(牛牧小学校展示)
1995 絵画教室「美遊会」主宰
1997  50周年記念示現会展「骨董」安田火災美術財団奨励賞
1998 第17回安田火災美術財団奨励賞展
1998 第30回記念日展に「骨董」初入選後も入選
2014 高橋画&講師
1971以降 示現会展出品国立新美術館(2006まで東京都美術館)
1976以降 示現会岐阜支部会員展出品
        丸物•近鉄百貨店、ギヤラリーフローレンス
 2019 無所属
     今後は、長年の画業実践を信じ自由に伸び伸びと大胆な画風で、
     好みの雪景 色•骨董•獅子画• JAPAN (新画)を追求し、
     髙橘正明展と画塾美遊会展を発表の場とし創作活動をより精進。

出品目録

※展示作品を観やすくする為に仮縁で統一。

1.一夜城のほとり  F8号  <一夜城跡から>

2.焼岳         F6号  <上高地から>

3.御岳         F8号  <濁河スキー場から>

4.御岳(額装)    F8号  <濁河御岳登山口から>

5.一夜城のほとり  F30号  <長良川堤防から>

6.伊吹(近作)     F20号  <上石津牧田から>

7.伊吹(近作)     F30号  <瑞穂市野白公園前から>

8.蛭ヶ野        P100号  <ひるがの高原>

9.蛭ヶ野        F100号  <蛭ヶ野湿原からスキー場>

10.春日        F80号  <揖斐春日小宮神>

11.蛭ヶ野       F100号  <心情風景 ひるがの高原>

12.蛭ヶ野       F80号  <心情風景 ひるがの高原>

13.別院        F100号  <岐阜東別院門前>

Ichiyajyou_9599一夜城のほとり

1980年33才頃 F8号<墨俣一夜城跡から>

城は無く、墨俣から祖父江への172号には橋が2本架けられており神社と民家が数件、深深と降る雪を描いた作品ですがなぜか温もりが・・・。

河川改修が進み現在は実存しない風景

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Yakedake_9598焼岳

1973年26才頃 F6号 <上高地から>

美術教員と上高地へ車で入り、駐車場近くにテントを張って1週間1日3枚のペースで描いた作品の一つです。この方とは幾度かテントで絵画合宿したりして勉強させてもらいました・・・。

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Ontake_9597

御岳

1975年28才頃 F8号 <濁河スキー場から>

芽吹きの頃に濁河スキー場から御岳を描いた・・・。

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Ontaku_gaku_9600_0000御岳(額装)

1976年29才頃 F8号 <濁河御岳登山口から>

濁河温泉付近へは何度か出かけました。登山道入り口は私の好みの場所でした・・・。

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Ichiyajyou_9601一夜城のほとり

1982年35才頃  F30号 <墨俣長良川堤防から>

河川改修が進み実存しない風景です・・・。

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Ibuki_9602伊吹(近作)

2016年69才頃 F20号 <上石津牧田から>

雪の伊吹山を好まれる方の為に20点ほど描いた作品の一部です。前日の雪景色を求めて早朝上石津でイーゼルを組んで描きました。気温が低く凍り付いていました・・・。

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伊吹(近作)

2013年66才頃 F30号  <瑞穂市野白公園前から>

なごり雪で、すぐにでも消えてしまいそうな春目前の伊吹・・・。

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蛭ヶ野  1973年 26才頃  P100号 <ひるがの高原>

初期の蛭ヶ野作品。高原を意識しP型のキャンバスに対象を大きく捉えた・・・。

蛭ヶ野は遠くて雪道走行が危険なため大変でした。100号を車に積み朝早く向かっても10時頃しか着かなかった記憶です。帰りもアイスバーンで大変、でも、また週末には創作に出向きました。

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蛭ヶ野

1979年 32才頃  F100号 <蛭ヶ野湿原からスキー場>

昔はスキー場やスタンド、牧場がある程度でしたが、開発で別荘など多く立ち並び、素朴な場所を探すのが大変でした・・・。

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春日

1982年 35才頃 F80号 <揖斐春日小宮神> 

雪景色は蛭ヶ野高原や滋賀奥伊吹、墨俣一夜城跡、揖斐ですが、最初の揖斐作品です・・・。

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蛭ヶ野

1984年 37才頃  F100号 <心情風景 ひるがの高原>

蛭ヶ野心情風景

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蛭ヶ野

1983年 36才頃  F80号 <心情風景 ひるがの高原>

蛭ヶ野心情風景・・・。

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別院

1971年 24才頃  F100号 <岐阜東別院門前>

題材探しで岐阜公園から徒歩で南下してきて、東別院の門前で心が動き早速スケッチブックを抱え構図を取りました。

日展研究会で大家に褒められ帰りの新幹線の中でのお酒が美味しかった記憶が・・・。

2作目の西別院の絵から京都、奈良の各地の寺院を好んで描くようになりました。

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髙橋画塾生は70名ほど見えるそうですが代表して 岩田好博様、 田原 智 様の作品

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