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2018年6月11日 (月)

栄養教室 「痛風・高尿酸血症の食事」

今回の栄養教室は「痛風・高尿酸血症の食事」というテーマでお話しさせていただきました。

痛風を引き起こす尿酸の正体は「プリン体」と言われるものです。人体を構成する「細胞」は常に破壊、再生を繰り返しています。プリン体は破壊された細胞の老廃物です。ゆえに尿酸の80%は細胞の老廃物であるプリン体となっており、食事によるプリン体は20%とされています。

女性ホルモンには腎臓から尿酸の排泄を促す働きがあるので、痛風は圧倒的に男性に多い病気とされています。そこで少しでも痛風の原因とされるプリン体を含む食品の摂取を減らすことが、発症を防ぐポイントとなります。

プリン体を含む食材は、旨み(=細胞)がギュッと詰まっている食べ物です。代表的な食材は、いわし・カツオ・魚の干物・大正エビ・牡蠣等の魚介類。お肉類では鶏レバー等の内臓系になります。これらの食材は旨み(=細胞)がギュッと詰まっているのでどうしても美味しい食材です。ご飯のお供にぴったりなのでついつい箸が進みますが、食べ過ぎに注意し暴飲暴食は避けましょう。

血中尿酸値の基準値は7.0mg/dl以下です。また、最近の研究では女性は男性より低い血中尿酸値で体に悪影響が出ることがわかってきました。女性は血中尿酸値が6.0mg/dl台になった時点で、一度専門医を受診することをお勧めします。

尿酸値を下げるコツは・・・

  1. アルコール自体が尿酸を生産するので飲酒量に注意しましょう。
  2. 野菜は尿酸を排泄しやすくしてくれるので積極的に食べましょう。
  3. 甘いスイーツも尿酸を生産するので食べ過ぎに注意しましょう。
  4. 水を多飲することは尿酸値を下げるわけではないですが、上昇を抑えることができ、結石の予防になります。

痛風は食事による影響が20%と割合としては低いですが、日頃からの食生活は痛風以外の疾患予防につながります。食べてはいけない食品はありません。食べる「量」と「質」が大切です。バランスの良い食事、腹八分目を心がけ、健康に留意して頂ければ幸いです。

 今回の試食、和え物は酢味噌でさっぱりと、炒め物はボリュームがあるのにカロリー控えめに仕上げてみました。今回のテーマは「お酒は控えめに、お供にはお野菜を・・・」です。ぜひ一度お試しください。

栄養教室の様子

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試食

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