2016年7月12日 12:30~19:30 岐阜ハートセンターでOCT(Opitical Coherence Tomography:光干渉断層像)Workshopが開催されました。
Lunchen Seminarでは
岐阜ハートセンター 循環器内科部長 大久保宗則先生が「SJM OCT ここまできた」を講演されました。
症例見学ではOCT Guide PCI 症例を大阪府済生会中津病院の志手 淳也先生の指導で実施いたしました。
特別講演は大阪府済生会中津病院の志手 淳也先生が「OCT guide bifurcation PCI」 ~実臨床ににおけるMetallic Optimization Software の有用性~ の講演をしていただきました。
講演終了後参加された皆さんと
この度、岐阜ハートセンターにおきまして心筋SPECT検査を7月4日から開始いたします。
それに先駆け、平成28年7月1日(金)18:40より岐阜ハートセンター、ハートホールで、
地域の皆様に広く知って頂くため、「GHC心臓核医学セミナー」を開催いたしました。
総合司会は岐阜ハートセンター院長 松尾仁司先生
指名講演といたしまして 岐阜ハートセンター循環器内科部長 川村一太先生
「心臓核医学検査稼働(開始)にあたって」
講演される川村一太先生
特別講演といたしまして 国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 放射線部 医長 木曽啓祐先生
「半導体ガンマカメラ「D-SPECT」による心臓核医学の新たな展開」
講演される木曽啓祐先生
質問に答えられる木曽先生
ハートセンター入り口にて 木曽先生を囲んで
今回の栄養教室は、『心不全の栄養管理』についてお話させて頂きました。
心臓はからだに十分な酸素と栄養がいきわたるよう血液を循環させるポンプの働きをしています。しかし心不全になりますと、ポンプの働きが弱くなり、全身へきれいな血液を上手に送れない状態となり、むくみや息切れ、身体がだるい、手足の冷感、咳・痰が出る、夜間頻尿などといった症状が出てきます。
食事療法では、塩分を制限することが重要です。
減塩のポイントは、薄味に慣れることが重要で、塩分計などを使用し、自宅の味付けが濃いのか薄いのか確認して頂くことをおすすめしています。また麺類を食べる回数が多く汁まで飲んでしまう方は1日に摂ってよい塩分量を超えてしまう恐れがあるので、汁は必ず残すようにしましょう。漬物や梅干し、佃煮、インスタント食品、干物などは塩分が多いので注意して下さい。レモン汁やゆず、すだちなどの酸味やにんにく・生姜・ハーブなどの香辛料を利用したり、だしパックを使用することは減塩につながります。
その他に、水分の摂り過ぎ(個人によって異なる)や食欲低下、過度な飲酒は心不全を悪化させる原因となるので、注意して下さい。
日常生活では、十分な睡眠と休養をとり、夏冷房の効き過ぎた部屋からそうではない所に出ると血圧が上昇するので、、外気との温度差が5度以上にならないように注意して下さい。また、内服や毎日体重測定を行うことを習慣づけて下さい。体重が3日で2kg以上増える場合は、水が溜まっている証拠となります。
栄養教室の様子
豚肉の大葉味噌焼きのレシピです。大葉は香りがよく、味噌との相性も良いです。香味野菜を使用することも減塩療法の一つです。
今日の試食です♪