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2014年11月10日 (月)

栄養教室 「高血圧の食事療法」H26.11.7

木々の葉も色づき始め、見頃になってきました。これからますます気温が低くなってきます。風邪などひかないよう、バランスの良い食事、適度な運動、十分な休養を心がけましょう。
 さて、今回の栄養教室は「高血圧症の食事療法」というテーマでお話をさせていただきました。塩分を多く摂りすぎると血圧が上がりやすくなるというのはテレビなどでもよく耳にしたことがあるかと思います。しかし、血圧を上げてしまうのは塩分だけではありません。他にも、肥満、喫煙、過度の飲酒、運動不足、ストレス、睡眠不足、過労などが原因で血圧は上がりやすくなります。思い当たることのある方は1つでも良いので解消できるように頑張りましょう。
 食事ではやはり、塩分の摂り方が重要になります。おうちでの味付けはいかがですか?外食と比べて濃いですか?同じくらいですか?外食の味付けは濃い場合が多いです。特に、ラーメンやうどんなどの麺類はつゆも一緒に飲んでしまいがちです。1日の塩分摂取量の目安は6g未満といわれていますが、ラーメンはつゆ まで全て飲んでしまうと8gくらいの塩分を摂ることになってしまいます。普段飲んでしまっている方はできるだけ飲まないようにしましょう。他にも梅干しや漬け物、ハム、ウインナーなどの加工食品、インスタント食品などに塩分が多く含まれます。できるだけ控えましょう。
 反対に血圧を下げる働きのある栄養素がカリウムやマグネシウムやカルシウムなどのミネラルです。緑黄色野菜、大豆製品、乳製品、海藻類なども食事の中に取り入れるように意識するとこれらの栄養素も摂ることができます。
 毎日、おうちで血圧を測るようにして、自己管理を行うことがとても大切です。

Lecture

Sample1

Sample2

Sample3