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2012年2月 7日 (火)

伊藤天游先生の第40回入選作品

岐阜ハートセンターに伊藤天游先生の書を展示させて頂いています。

この書は第40回日展入選作品です。

伊藤天游先生の書の特色(書道家一覧からの抜粋・転記)

岐阜を拠点に活躍する伊藤天游は、今その書が大きな球となり、選が動き、おおらかな用筆と伸びやかに広がる線で、日本人離れをした雄大感を放って感動を与える。

この書のルーツは伊藤天游が戦後、辻本史邑を岐阜に招き、本格的な書の研究を始めた事にある。

それ以前に王羲之、空海、初唐の三大家といった純正書の本筋をみっちり学んでから、史邑のもとで鉄斎、仙厓などの逸格の書を追い、さらに昭和33年からは呉昌硯を一筋に15年も追い求める。・・・・・

展示してある伊藤天游先生の作品に対するコメントは

「稲穫・・・」は、なめらかで長体のリズムまろやかに円く包む草書が右肩を上げ、単体で小気味よく爽やかな小走りを見せる。書譜とは一味違う純正美がロマンを孕んでいく。

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