« 第1回ハートの日 in Gifu (6)市民と救急隊との連携 | メイン | ハートギャラリー 「津本芳久展」 9月初旬~10月下旬 »

2009年8月22日 (土)

第1回ハートの日 in Gifu (7)食品でメタボ予防

Dr_nagaoka 「食品でメタボ予防」

岐阜大学 応用生物科学部 長岡 利教授

世界で死因の一番は心臓血管疾患(心臓・脳)で29.3%(2002年)を占めている。その原因が高コレステロール。コレステロールが高いと血管が詰まる。脳で詰まると脳血栓、心臓で詰まると狭心症となる。

コレステロールにも動脈硬化を防ぐ善玉コレステロール(HDL)と動脈硬化を促進させる悪玉コレステロール(LDL)がある。

長岡教授は一貫してメタボリックシンドロームと関連するコレステロール・脂質代謝に関連する研究に従事され、この研究成果が関連学会で高く評価され、多くの受賞を受けられています。今回の講演は、研究されている成果のエッセンスをお話いただきました。

1日25g(豆腐3丁相当)の大豆タンパク質を摂取すれば内臓脂肪を減らすことができる!!

米国食品薬品局(FDA)は1999年に1日25gの大豆タンパク質の摂取はコレステロールを5~10%低下でき、虚血性心疾患の予防効果があることを認めている。

”十六ささげ”も血清コレステロールを減少させる。”十六ささげ”でメタボ予防ができる。

心臓血管疾患リスク低減表示許可が出ている食品として、食物繊維 20g~25g/day相当の「コレステミン」、大豆タンパク質 25g/day 相当の「コレステブロック」等を紹介して頂きました。