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2009年7月

2009年7月30日 (木)

ぎふハートレター (病診連携室からのお知らせ)  No.1

盛夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。おかげさまで、開院後5か月が経過いたしました。これから、病診連携室からのお知らせを、ぎふハートレターとして、皆様と当院の情報交換の場とさせていただきたく存じます。

1回は、心臓血管外科部門から、簡単ですが現状報告させていただきます。

岐阜全域、一部愛知から、患者様を御紹介いただいております。

患者様背景として、以下のような特徴がございます。

80歳台の動脈硬化性大動脈弁狭窄症例・低左心機能[EF25%前後] 症例

・高度腎機能障害、透析症例・ステロイド・インスリン治療症例

・急性大動脈解離、腹部大動脈瘤破裂症例

この様な患者様の治療にも、積極的に取り組み、安定した成績をおさめています。退院後、御紹介いただいた病院での外来御加療をお願いいたします。当院にても、術後6か月、1年検診を予定しております。

腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療施設として認可されました。

救急患者様のお迎え

当センターの担当医師が、ご紹介元病院まで、お迎えにあがります。その際、ご紹介元病院で、救急車をお呼びいただき、当センター医師が同乗しますので、ご紹介くださった病院の先生方が、同乗される必要は、ございません。

ヘリコプターの場合、当センター医師が同乗し、お迎えにあがります。

手術実績)2009.2.57.45ヵ月間)

開心術、人工心肺症例 44 例   その他        27

合計         71 例(準緊急・緊急 16例)

心臓血管外科 大川育秀(スーパーバイザー)、富田伸司(部長)、加藤貴吉、玉置基継

今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2009年7月29日 (水)

第3回岐阜ハートセンター医療連携懇話会が開催されました

先日お知Hitoshi_matsuo_1dsc_1078 らせした医療連携懇話会が開催されました。 たくさんの先生方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。司会の労をいただいた森内科クリニックの森矩尉先生にも感謝しています。

前半は当院の松尾医師より閉塞性動脈硬化症の講演をしてもらいました。 後半は羽島市民病院整形外科部長の鈴木直樹先生より腰痛のお話をしていただきました(写真下)

。大変有意義な会でした。鈴木先生の御許可を得てダイジェスト版の作成中です。

Naoki_suzuki Hitoshi_matsuo_2

今年のハートの日の内容紹介(6) 随時開催イベント

Aed_3 救急蘇生講習会(AEDの使い方)

 ・救急蘇生法の講習会

 ・救急資材の展示など

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心臓病相談室

 循環器専門医による心臓病の相談コーナーです。常時3人の医師が待機して皆様のご相談にお答えします。

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食事栄養相談室

管理栄養士による食事栄養相談コーナーです。6人の管理栄養士が皆様をお待ちしています。

2009年7月28日 (火)

今年のハートの日の内容紹介(4) 私のメタボ対策奮闘記

「人に言っているばかりでなくて自分でやってみて下さい。」の一言で始まった私のメタボ対策奮闘記。血液検査はどうやら良かったのですが、腹囲と体重が完全にオーバー。それではとりあえずダイエットをしようということで、実際にダイエットに取り組んでみました。

 実はダイエットとリバウンドの繰り返しの人生でして、初めてダイエットに取り組んだのが高校2年生の時でした。書店でダイエットの本を買いその方法論に感激してその方法を試してみました。この時のダイエットでは10数キロの減量に成功。その後は受験のストレスやら何やらで3年ぐらいでリバウンド。大学入学から半年で80Kg超の体重に。そこでまたダイエットして・・・・。これまでのダイエット自己記録は23Kgを誇ります。

Photo_4  今回はこれまでの豊富な?ダイエット成功経験と失敗経験から皆様に何かを伝えられたらと思います。「今度はリバウンドしないでね。」という声もちらほらでありますが、はたして今回のダイエットは成功したのか?乞うご期待です。

略歴)

昭和32年  岡山県倉敷市生まれ

昭和57 岐阜大学医学部卒業

昭和57年から59  沖縄県立中部病院 レジデント

昭和60年から63  小倉記念病院循環器科

昭和63年から平成3 県立岐阜病院 循環器科

平成3年より、岐阜市民病院 循環器内科

平成20年まで岐阜市民病院 循環器病センター長  

     兼 循環器内科部長兼集中治療室長

平成211月より 岐阜ハートセンター 院長

     循環器内科

専門はカテーテルによる虚血性心疾患の治療

これまでのPCI(カテーテル治療)経験症例はもうすぐ15000例。現場第一主義。

医学博士

循環器内科専門医

総合内科専門医

日本インターベンション学会  評議員 指導医 専門医

日本心血管カテーテル治療学会 理事 指導医 専門医

2009年7月27日 (月)

腹部大動脈ステントグラフト治療実施施設に認定されました!

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多くは無症状のまま、だんだん拡大し、あるとき突然激しい痛みを伴って破裂する腹部大動脈瘤。

破裂すると多くはそのまま死亡してしまい、何とか病院に搬送されても緊急手術で救命できるのは約半数しかありません。

近年増加傾向にある、この恐ろしい病気に対する治療の基本は破裂する前に発見し、開腹して人工の血管に置き換える手術(標準手術)を受けることですが、最近注目されている新たな治療法に『ステントグラフト治療』というものがあります。両足の付け根の動脈からカテーテル(血管内に挿入する細い管)を用いて行うもので、切らずにカテーテルで治すので身体に対する負担がとても少ない治療法です。

この『ステントグラフト治療』は、どの動脈瘤に対しても行える訳ではありませんが、危険性が高く手術不可能といわれた患者様には希望の光となりえます。

この度、私達岐阜ハートセンターは腹部大動脈ステントグラフト治療実施施設に認定されました。治療の選択肢が広がったことで、より多くの動脈瘤でお困りの患者様のお力になれるかと思います。

大動脈瘤の治療については、当院心臓血管外科の「病気と治療方法」のページhttp://gifu.heart-center.or.jp/div02.htmlをご覧下さい。

セカンドオピニオンにも対応させていただきますので、ぜひご利用ください。

2009年7月26日 (日)

第3回岐阜ハートセンター医療連携懇話会 腰痛と閉塞性動脈硬化症

Photo 岐阜ハートセンターでは病院と診療所の合同勉強会を開催しています。

第3回は、歩行時の足の痛みについてです。

この症状は整形外科領域とオーバーラップする領域ですが、年のせいだとか腰のせいになったままで意外と見逃されているのが”閉塞性動脈性硬化症”という病気です。

治療法は確立していますが、治療には高度な技術を必要とすることが多く経験十分にある循環器科医・心臓血管外科医にかかる必要があります。

 よそで手術しかないと言われて、当院にいらした患者さまでカテーテルでわずか15分で治療に成功した例もあります。

逆にある病院で手術を勧められて当院に紹介してくださったのですが、ご本人は手術を怖がられていました。そこで循環器・心臓血管外科医の合同カンファレンスでカテーテル治療よりも手術のほうがベストと判断してその結果を患者さまにお話ししたところ納得され安心して手術をお受けになりました。とても経過がよく1週間で退院された例もあります。

 他領域でもそうでしょうが循環器領域の治療では、カテーテル治療にしても手術療法にしてもきわめて高度な技術が必要になります。外科医・内科医の双方がどこにも負けない技術をもって治療法を話し合わなければイビツな治療が行われることになります。カテーテルで十分に治療できるのに、”自分”ではできないから手術をしなさいというのはあまりにもおかしいと思いませんか?切らなくていいのに切らせるというのは冷たいと感じるのは私たちだけでしょうか?

 カテーテルでも治せる・手術でも最高の結果を出せる。でも総合的に患者さまの生活環境やライフスタイルそしてリスクを十分に考慮すると、この患者様ではカテーテルがいいんだとか、手術がいいんだとか決めていくのが真の”患者さまのための医療であると思います。

 私たちは定期的に今回のような勉強会を開催して、私どもの治療内容を御紹介医の皆様に公開して、得られたご意見ご批判を今後の治療に生かしていければと考えております。

今回は医療関係者向けの会ですが、今後は一般向けの勉強会も開催していく予定です。

2009年7月25日 (土)

コレステブロックってご存知ですか?今年のハートの日の内容紹介(3)

Photo  食品でメタボ予防 というタイトルで講演をしていただく長岡先生の開発された特定保険用食品です。大豆タンパク質をさらにパワーアップしたリン脂質結合大豆ペプチドでコレステロールを低下させる効果があるものです。わずか一日3gの摂取でコレステロール値は有意に低下し、6g摂ると、私たちが使用するコレステロール低下薬に近いコレステロール低下作用が期待できるようです。

薬には副作用がつきものですので、健康食品で低下すれば安心ですね。食べるものを考えることで自然とコレステロールをコントロールしていくことができれば素晴らしいことです。長岡先生には食品でメタボ予防と題してお話をしていただきます。

長岡 利(ながおか さとし)岐阜大学応用生物科学部 教授のご略歴

      1986年          名古屋大学大学院・農学研究科・博士課程後期・農芸化学専攻修了 

1988  日本学術振興会・特別研究員

1989   岐阜大学農学部・生物資源利用学科・助手

1993                                 同・助教授

1994年〜1995  アメリカ合衆国・ボストン大学医学部留学

                  (文部省在外研究員)

2004   岐阜大学応用生物科学部・応用生物科学科・助教授

2007年〜                                     同・教授

                      (現在に至る)

200910月〜 岐阜大学先端創薬研究センター教授(併任)

 

[受賞]

1996年  日本栄養食糧学会・奨励賞受賞

    「食品成分および生体異物によるコレステロール代謝制御

     に関する研究」 

2005年  日本農芸化学会・農芸化学研究企画賞受賞

「ペプチドの媒介する新規脂質代謝調節系の解明を基盤

  にした革新的脂質代謝改善食品素材を含む革新技術

  の創成」

2005年 文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)受賞

          「新しいコレステロール低減化ペプチドに関する研究」

2009年7月23日 (木)

今年のハートの日 今村先生の曲目が決まりました。

今年のハートの日 今村先生の曲目が決まりました。

  トッカータ (トッカータ、アダージョとフーガ より)
    バッハのオルガン・トッカータの中でも広く知られた曲で、
    華やかなペダルソロもあり、技巧的に最も輝かしいものの一つ
           です。

  カノン
    中部ドイツのオルガニストであったパッヘルベルは、優れた室
           内楽も作曲しています。
    この曲の原題は「三つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノ
           ンとジーグ」ですが,オルガンでもよく演奏されます。
    この曲は非常におおらかで親しみやすく、ドイツバロックの傑
           作と言われています。

  グランドマーチ (歌劇「アイーダ」より)
    すべてのオペラの中で最も華麗とされる歌劇「アイーダ」の凱
           旋の場で、神と祖国をたたえ、勝利を祝う音楽です。
    当日は水平トランペットを使ったオルガン編曲で演奏して下さいます。

救急体制への試み-医師お迎え体制の開始-

Photo わたしたち岐阜ハートセンターは、岐阜県の心臓・循環器救急体制に対して全面的にお手伝いをしていきたいと考えています。

先月より当院の医師によるお迎え体制を始めました。

現在どの病院も医師不足の状態です。ましてや夜間は当直医が一人というところが多いと思います。そんなとき急性大動脈解離などの緊急搬送が必要な患者様が来院されると救急車での搬送に当直医が同乗すれば自分の病院が当直医のいない状態になってしまうし、かといって重症なら医師が同乗しないでの搬送は極めて危険です。

 岐阜ハートセンターでは先月から、当番医がタクシーを利用して先方の病院までお迎えに行き、そちらで用意していただいた救急車に同乗して搬送するシステムを開始しました。すでに2度の出動を行い、お一人は緊急カテーテル治療を、もうお一人はバイパス手術をお受けになり、お二方とも大変お元気になられました。

 このシステムは自分のところで救急車を維持する必要がなく小回りの利いた良い方法であると考えています。またいろいろな人たち(病院・診療所・専門病院・救急隊・行政)が関わって支えあうシステムは長期的に運営するのに有利であろうと思います。当院の富田心臓外科部長のアイデアです。

これをさらに拡大して、岐阜県のどの地域にもヘリを利用してお迎えに行く体制についても今準備中です。紹介元病院からヘリコプター要請をしていただければ、岐阜ハートセンターで医師をピックアップしてもらいお迎えにまいります。

7月16日に心臓外科の加藤医師に岐阜ハートセンターを代表して、防災航空センターに行き、ドクターヘリの使用方法に付いて具体的な説明を受けました。
先方の病院から119番でヘリの要請をしていただければ、当院からドクターをピックアップし、要請された病院から患者を搬送してくることができることを再確認いたしました。

2009年7月22日 (水)

今年のハートの日の内容紹介(2)市民と救急隊の連携

Photo_3 万が一、あなたの大切な人に何かあったらどうしたらいいのでしょう?!

岐阜市消防本部の皆様が、寸劇形式、分かりやすく一次救命救急について教えて下さる予定です。

13時30分からの予定です。

当日にはAEDの講習会も予定しています。

奮って御参加ください。